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「斎藤一人 魔法のお悩み解決法―たった30秒で、あなたの顔に笑顔がもどる」小俣 和美

2007/12/20公開 更新
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斎藤一人 魔法のお悩み解決法―たった30秒で、あなたの顔に笑顔がもどる

【私の評価】★★★★☆(82点)


■日本は非常に豊かな国ですが、
 なぜか職場、家庭で悩んでいる人が
 たくさんいます。


 悩みの原因のほとんどは人間関係。


 今日のこの一冊は、どうすれば人間関係に悩まず
 楽しく生きられるか、人間として成長できるか
 著者が斎藤一人さんから学んだことを
 教えてもらいます。


■まず、基本は、当たり前のことをちゃんとできる
 人間になることです。


 挨拶する。掃除する。笑う。良い言葉を話す
 人間として愛嬌のある人になることです。


・研修の内容のほとんどは、ごく当たり前のことばかりです。ご飯を食べたら「ごちそうさま」をいう。席を立ったらイスをちゃんとしまう。人に会ったらお辞儀して挨拶する。履物を脱いだらキチンと揃える。物をつかいおわったら元のところへしまう。トイレがおわったらフタをしておく・・・(p34)


■そして、人間関係においては、
 自分を出す、自分の考えを表現することが大切です。


 遠慮して自分を隠しても、
 表面的な問題が解決するだけで、
 本質は変わりません。


 自分を礼儀正しく出しながら、
 良いことをしていけば、自然と自分に合った人が
 周りに集まってくるのです。


・私たちが一人さんから教わっているのは、次の二つなんですよ。まず一つは、赤い花やより赤く咲く・・・自分がどんな人間なのか鮮明に出すということです・・・もう一つは、好かれたいのであれば、好きになりなさいということ。・・・でも・・・全員に好かれると思うな(p76)


■話を家庭に持っていくと、
 子どもの教育が問題となってきます。


 子どもに勉強させて、良い大学に入れて、
 良い会社に入れたいというのは親なら誰でも
 考えることでしょう。


 しかし、実際には、
 勉強ができる子どもはごく一部であり、
 勉強がでいない、学校に行きたくない、
 そうした子どもも多いはずです。


■しかし、心配する必要はありません。
 勉強ができなくても、社会では
 しっかり生きていくことができます。


 たまたま、勉強が合わないということであって、
 その人には生まれた使命というものがあり、
 それを生かせればよいのです。


・社会はいいぞ、貫ちゃん。働けばいくらでもお金が稼げるんだ。学校ではどんなに勉強しても、全然、お金をくれないよね。それどころかお金を払わなきゃいけない。(p172)


■斎藤一人節が炸裂していますが、
 普通の人にもわかりやすいところが素晴らしいですね。


 「ちょっと悩んでるんだよな・・・」
 という人には、心からお勧めします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・うちの職場では、仲間や取引先などのだれかによいことがあったときに、みんなで「おめでとう」というんです。(p18)


・命というのは時間なんだ。もし、どこかの会社で仕事をすれば、その間の命は自動的にその仕事にかけられてしまうことになるんだよ・・・この自覚を持つことが、『命がけ』ということなんだよ(p50)


・この世からイジメをなくすことはできないんだよ。・・・だから、自分がイジメをしない・・・意地悪をしない、このことを貫き通せばいいんだ。それを貫いているうちに、必ずその人の実力どおりにはなる。いい人ならば、必ず仲間もやってくるんだよ。(p90)


・変な遠慮をするなんて、実はちっとも相手のことを考えていませんもの。こんなの、ただの利己主義なんです。それからは、「私はこんな人です」というのをちゃんと出すようにしました。 (p192)


▼引用は、この本からです。

【私の評価】★★★★☆(82点)



■著者経歴・・小俣 和美(おまた かずみ)

 1950年生まれ。銀座まるかんの販売代理店・七十八パーセント創設者。1981年に斎藤一人氏と出会い師事する。1997年全国長者番付91位。


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