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「メンタリング・マネジメント―共感と信頼の人材育成術」福島 正伸

2006/12/25公開 更新
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メンタリング・マネジメント―共感と信頼の人材育成術


【私の評価】★★☆☆☆(69点)


要約と感想レビュー

 私の座右の銘は、「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる」です。他人を変えるためには、自分が変わるしかないというのは、人の世の真理でしょう。福島さんも、自分が育たないと、他人を変えることはできないと言っています。


・得るものを変えるためには、まず与えるものを変えれば良い他人を変えたければ、自分を変えれば良い人を育てたければ、自分が育つ姿を見せることである(p3)


 この本は、いかに自分が変わることが大切か!ということを徹底的に教えてくれる一冊です。著者の経験を織り込みながら、繰り返し繰り返し、自分が成長することの大切さを説いています。


 人は育てるのではなく、自然に育つのです。あたなを見ながら、マネして、育つのです。


・忙しくて人材を育てる時間や余裕がない、と言う人がいますが、私たちは好むと好まざるとにかかわらず、毎日自分の生き方で人を育ててしまっているのです。(p126)


 この本では、目指すべきものとして、自立型人材と言っています。自ら成長していく自立型人材は、自ら目標を持ち、自らを鼓舞し、自ら努力していくのです。


・自立型人材の四つの視点(長期的、全体的、根本的、多角的)(p60)


 心が前向きになる一冊でした。ちょっと迫力不足だったので、★2つとします。


この本で私が共感した名言

・「実験がうまくいかないほど、うれしくなる。これだけうまくいかないのならば、世界中の技術者も簡単にはうまくいかないはずだ。ということは、もし開発できれば誰も真似できない技術になるに違いない。(大手企業の技術開発部長)(p39)


・やる気を起こし、その気持ちを維持する習慣を身につけておくことが大切なのです。それは夢を確認する習慣です。(p45)


・私は問題が起きた時には、心の中で一言つぶやくことにしています。「この時を待っていたんだ!」、あるいは「この時のために準備してきたんだ!」と。(p42)


・部下を見れば上司がわかる(p115)


▼引用は、この本からです。
メンタリング・マネジメント―共感と信頼の人材育成術
福島 正伸
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 7,265


【私の評価】★★☆☆☆(69点)



著者経歴

 福島 正伸(ふくしま まさのぶ)・・・1958年生まれ。1884年ビーボード設立。1885年青年企業家協会設立、会長就任。88年会社就職予備校(現アントレプレナーセンター)設立。1994年アントレプレナー大学創設。専門は、自立型社員による組織活性化支援、新規事業支援、創業支援の研修、講演を行う。


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