「空気げんこつ」鹿島 茂
2006/11/26公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★☆☆☆☆(58点)
■フランスに詳しい鹿島さんによるエッセイです。
ちょうど2000年の前くらいで世紀末で、
バブルがつぶれた頃でしょうか。
時代は変わっていくのですね。
鹿島さん、
良い本をありがとうございました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・寝取られ亭主という人種に、フランス語では、
コキュ、コルネット、コルナールという
三つの単語が用意されている(p18)
・現代の女性たちは、既婚未婚の別を問わず、
「好きな男と」という条件つきではあっても、
ほぼ全員が、機会がありさえすればセックスしたい、
気持ちのいいセックスをしたいと感じているのである(p45)
・「文化は水と同じように、かならず高い国から低い国へと流れる」
坂口安吾は文化の本質をおおむねこう定義づけている(p78)
・「大きくなったら、何になりたいですか?」
「父のように、大学の先生になりたいです」・・・
「どうしてですか?」
「楽そうだから」(p114)
【私の評価】★☆☆☆☆(58点)
読んでいただきありがとうございました!
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