「青年社長」高杉 良
2006/05/02公開 更新本のソムリエ [PR]
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■著者経歴・・・高杉 良
1939年生まれ。大学卒業後、石油化学新聞記者。
急性肝炎で入院しているときに、友人のアドバイスで小説を執筆開始。
1975年に「虚構の城」で作家デビュー。
綿密な取材に基づく企業小説を多数執筆。
●2000年に一部上場を果たした「居食屋 和民」の創業者
渡邉美樹さんのノンフィクション小説です。
小学生で「社長になる」と決心し、
経理会社で1年間、財務を勉強。
その後、創業資金を佐川急便セールスドライバーとして稼ぎます。
●そして予定どおり「つぼ八」のフランチャイジーとして創業。
急成長するなかで、ベンチャーには避けられない経営危機も
支援者の協力で持ちこたえていきます。
●若くして「私の夢には日付がついている」と断言する
渡邉美樹社長には驚かされますが、
外食産業への夢を語るその情熱が、人を動かし、
協力者を集めていくのだと感じました。
・「・・・渡邉さん個人に、日粉の外食部門の展開をまかせたい-
そんな気持ちなんです。外食産業に対するあなたの熱意というか、
情熱には頭が下がりますよ」(p288)
●「志」というものの大切さを再認識できる良書だと思います。
★4つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「渡邉っていう奴、なかなか見所があるなぁ。なにかどでかい
ことをしでかすような、そんな可能性を秘めているじゃないか」
(p153)
・「・・・だいたいあなたの器では三店までが精いっぱいなんじゃない
でしょうか。・・・失礼ながら、いまの渡邉さんに融資してくれる
銀行はないと思います」「そんなにまで言われなければいけませんか。
三菱銀行さんとはご縁がなかったと諦めます」(p254)
角川書店 (2002/04)
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自己啓発小説
渡邉美樹社長のカリスマ性の源( ^-^)だね
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