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「やる気 やるチャンス やる力 - ビジネスで成功する100の知恵 」高原 慶一朗

2005/10/25公開 更新
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やる気 やるチャンス やる力 - ビジネスで成功する100の知恵 (日経ビジネス人文庫)


【私の評価】★★☆☆☆(69点)


要約と感想レビュー

仕事に没頭すればいい

創業者になるために大事なことの一つは、いわゆる好奇心というものを持ち続けるということだと思います。逆に言えば、好奇心を持ち続けられる分野を仕事にするということでもあるのでしょう。


著者は熱意を30年間持続する人が、成功するとしています。つまり、仕事を成功させたかったら、仕事に没頭すればいいのです。


熱意と願望は事業経営の自家発電機のようなものだ。それは活力と方法を生み、人を動かすエネルギーとなる。事業や仕事を成功させたかったら、願え。・・・熱意を三日間しか継続しなかった人と三〇年持続した人の差が、 成功と失敗を分岐する(p91)

質問してメモを取っていた

著者の高原さんのようにある分野で成功した人を見ていると、経営が好きで、寝ても覚めても経営のことばかり考えているという人がほとんどなのです。


著者は若い頃は、何でも質問してメモを取っていたという。ちょっとしたことまでメモするのですが、そのちょっとしたことが重要なことがあるというのです。


ビートたけしという人はネタ帳を肌身離さずもち、寝るときも枕元において、森羅万象、気づいたこと、ひらめいたこと、考えたことをすかさずメモするのが習慣になっていると聞く(p3)

好奇心、熱意、工夫が大切

好奇心、熱意、工夫・・・会社経営に大切なものが分かる一冊ということで★2つとしました。経営者を引退してからの著作であれば、★3つだったかもしれません。


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この本で私が共感した名言

・若い頃、関西の製紙会社で働いていたときの私のアダ名は質問魔であった・・・かたっぱしから先輩をつかまえては「これはなんですか」「これはどう処理したらいいんですか」と聞きまくった。(p72)


・人はよく大事なことだからメモしようとするが、大事なことはメモしなくてもたいてい覚えているものである。ほんとうにメモが必要なのは「ちょっとしたこと」なのである。(p160)


・「自分より偉い人はみんな利用しなくてはダメだ」。これは東急グループの五島慶太さんの言葉(p201)


やる気 やるチャンス やる力 - ビジネスで成功する100の知恵 (日経ビジネス人文庫)


【私の評価】★★☆☆☆(69点)


目次

第1章 市場発見力
第2章 商品開発力
第3章 自己革新力
第4章 学習反省力
第5章 人材育成力
第6章 組織発展力



著者経歴

高原慶一朗 (たかはら けいいちろう)・・ユニ・チャーム社長。1931年生まれ。1953年大阪市立大学商学部卒業。1961年に大成化工(株)(現、ユニチャーム)を設立し、生理用品と紙オムツの分野でトップシェアを持つまでに育て上げた。ニュービジネス協議会特別顧問、経団連常任理事、通産省産業構造審議会委員など活躍の場は広い。


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