【書評】「1分間自己革命―自分を大切に生きる心のトレーニング」スペンサー・ジョンソン
2005/08/19公開 更新

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【私の評価】★★★★☆(82点)
●仕事においても家庭においても、
心の安静がえられない男が、
仕事においても家庭においても
幸せそうな叔父さんを訪ねることから、
この物語ははじまります。
叔父さんは、まず、自分を大切にすることが
大切だと教えてくれます。
自分を幸せにできなければ、
他人を幸せにはできないということです。
・わたしたちが自分自身を大切にすると、
より健康で幸せになるからだ。
そうなってこそ、ほかの人々をもっと
助けることができるからなのだ(p16)
●ではどうすれば、自分を大切にできるかといえば、
一分間、自分に何ができるのか
考えることだと叔父さんは教えてくれます。
・ほんのちょっと立ち止まり、
自分に静かにこうたずねるのだ。
『自分のことを大切にするために、
いま、ここで、すぐに、
できるより良い方法はないか』と。(p23)
●相手のためを思うのと同じように、
自分のために考える。
そのことが、自分に満足感を与え、
自分が幸せになれば、他人にも
その満足感を与えることができるわけです。
●この本は、自分も他人も同じように大切にする、
という非常に大切なメッセージを伝えてくれます。
私もこの考え方を取り入れたいと思っていますので、
よい影響を与えてくれた一冊ということで
★4つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私が最高に幸せだと思うのは、
自分を大切にすることと、
相手を大切にすることの両方のバランスが
とれているときなのだ。(p14)
・自分の夢が完璧な形で実現されるなどということは
期待しないことを、身をもって学んだのだ・・・
いまでは、感謝祭というのは、
自分がすでに持っているものに対して
感謝をするときなのだと理解している(p36)
・「じゃ伯父さんは、自分が必要とするものを、
どうやって知るんですか」
「自分を幸せにするものは何かを、
見きわめる時間をとることによってだ・・
一分間を割いて、"いま、自分が追い求めているものは、
本当に必要なものかどうか"を自問自答するわけだ(p38)
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★★☆(82点)
●著者経歴・・・スペンサー・ジョンソン
医学博士、心理学者。講演、執筆などに活躍する意思疎通コンサルタント。
1981年に共著で発表した「1分間マネジャー」など1分間シリーズは
ベストセラーとなっている。
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