【書評】「ココロでわかると必ず人は伸びる」木下晴弘
2005/03/14公開 更新
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【私の評価】★★★★★(92点)
要約と感想レビュー
感動が人を動かす
教育関係の本でこれだけ感動を与えてくれるこの本はすごいな!というのが読後の感想です。この本には感動が溢れています。
塾講師から教育コンサルタントとなった木下さんの進学塾時代の体験談・失敗談は、感動と涙なしでは読めません。著者は子どもと泣き、親と泣き、同僚と泣くのです。
私の「絶対泣ける感動本リスト」に追加しました。
人は泣くほどの感動を体験すると、一皮むけて仕事でも何でも自発的に頑張るようになる。(p27)
授業で生徒が騒いでいるとき
もし、あなたが中学校の教師だとして、自分の授業で生徒が騒いでいるとき、どうするでしょうか。どこかの県知事が、成年式で激怒して帰ってしまったことがありましたが、これは二流の対応でしょう。
木下さんの場合は、「おまえら!好きな女はいないのか?!」と叫びます。そして「その彼女とHしたらどうなる?」と問い掛けるのです。
シーンとなりますよね。これがツカミです。
そうして木下さんは、お前らも家族ができたら、お金を稼がなくてはならない、だからこの授業は大切だと諭すのです。
この本にはそうしたネタと感動の体験談がたくさん詰まっています。教育者だけでなく、子どもを持つ人にぜひ読んでいただきたい一冊です!
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この本で私が共感した名言
・熱い心で授業にあたり、決して惰性の仕事をすることがない。これが教育者として何より大切なのである。(p60)
・「なんでまたゲームなの?だらだらやってたら宿題は終わらないで」・・・「そんなんで合格できると思ってるんか?」ガミガミやられて子どもは机に向かうかもしれない。しかしだからといって本当に勉強する気になったわけではない(p104)
【私の評価】★★★★★(92点)
目次
1章 人を教え伸ばす力は「感動」にあった
2章 こうすれば「教える力」は飛躍的に伸びる
3章 言葉と心が人を動かす武器になる
4章 「教える力」は家庭にこそ使える
5章 人の気持ちがわかると自分も伸びる
6章 熱い心で目いっぱい感動の涙を流そう
著者経歴
木下晴弘[キノシタハルヒロ]・・・1965年、大阪府生まれ。同志社大学卒業。卒業後、銀行員になるも学生時代に関西の大手進学塾・浜学園の講師経験で得た充実感が忘れられず、銀行を退職し同塾の専任講師となる。生徒からの支持率評価得点のアベレージが九五%以上という驚異的な成績を誇り、灘高校をはじめとする超難関校に数多くの生徒を合格させる。その後、関西屈指の進学塾である希学園の設立・経営に参加。「授業は心」をモットーに、学力だけでなく、人間力も伸ばす指導は生徒、保護者から絶大なる支持を受ける。以降一〇年間にわたり、講師および広報、渉外、講師研修などのさまざまな業務を経験。2001年春、同学園を退職し、(株)アビリティトレーニングを設立。最前線で教えてきたノウハウをもとにした教職向けの授業開発セミナー等で精力的に活動している
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