「商いの心くばり」伊藤雅俊
2004/11/29公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
●伊藤雅俊さんは、
イトーヨーカドーグループの創業者です。
その成功の秘密がこの本でわかります。
・もっとも大切なことは、
失敗を自分のプラスにするか
マイナスにするか
ということだと思います。(p27)
●リーダーがしっかりした考え方を持っていると、
その企業は伸びますし、
反対にリーダーが適正のない人だと
企業も没落していくものです。
・会社がつぶれるのは、
外からの圧力ばかりではありません。
多くの場合、中からくさっていって、
つぶれるものです。(p39)
●ミカンを置いておくと腐るように、
組織もほっておくと
官僚化して腐っていくようです。
・官僚化のきざしは、三人称で
ものごとをいうことにみられます。・・・
たとえば、「私がやります」とはいわずに、
「社員はやるべきである」
というようないい方をします。(p136)
●それにしても、
徹底した現場主義には驚きました。
とにかく自分で考える、
率先垂範の姿勢に大きく感じるところが
ありました。
・あいにくの台風でお客さまが
お見えにならないなどといって嘆くのではなく、
「この台風の中をわざわざおいでくださったお客さまに、
感謝の気持ちをもたなければならない」(p31)
●伊藤雅俊さんの著書は
今後もご紹介していきたいと思います。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・重荷をおろそう、おろそうとするけれど、
おろしたらどうなる?
全部だめになってしまうではないか。
そのまま背負っていくという考え方が
一番大事なのだ(関口寛快)(p23)
・私は、他社と自社を比べてみて、
同じくらいだと思うときは、
負けていると考えています。(p110)
【私の評価】★★★★☆(84点)
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