「心理学が使える人が成功する―仕事と人間関係69のテクニック」渋谷昌三
2004/10/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
●どんなによい考えを持っていても、
相手にその気持ちが伝わらなかったら、
相手はけっして評価してくれません。
逆に、誤解を受けるような行動をすれば、
信頼を落とすことにもなりかねません。
●そういうことを考えると、どのように相手に伝えるか?
ということは、心の持ち方に優先するほどのものであって、
真剣に学ぶべきものだと思うのです。
・会議のとき、部下の名前をきちんと呼んだり、
参加者に名指しで発言を求めたりすることができれば、
それだけで相手の気持ちをつかむことができるはずだ。(p197)
●ちょっとした工夫で、
効果が十倍になったりするのです。
心理学を活用するノウハウを
学ばない手はありません。
・司会や余興を頼むときは、
出演料を最初の段階で値切る。
予算が十万円しかないときには、
「これだけしか出せないんです」と言って
七万円で了承してもらう。
当日、仕事の前にそれを渡し、
残りの三万円をお車代として
別の袋に入れて渡す。(p30)
●心理学とは学問というよりも、
相手を人間として理解し、相手に合わせた
対応をする技術といえると思います。
・(原敬は、)最初の会う人には、
「あなたとは、どうしても最初に話したかった」
と言い、最後まで待たせた人には、
「あなたとは、最後にじっくりと話したかった」
と言ったそうである。(p56)
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・上手に相手のからだに触れると
好印象を与える(p18)
・落語家協会の五代目柳家小さん元会長が、
「自慢話はするな、自分の失敗談を話せ」と
対談のノウハウを語っていた。(p46)
・リンカーンは、話の最中によく黙ったそうだ。
相手の心に強く印象づけたい話の箇所になると、
まずからだを乗り出し、相手の目を一瞬じっと見て、
あとは黙ってしまう。こうした沈黙には、
相手の注意を引きつける効果がある。(p62)
PHP研究所
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
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