「スイス人銀行家の教え―お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン」本田健


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【私の評価】★★★★☆(83点)
要約と感想レビュー
●生きていくうえで、
"お金"はとても大切なものです。
お金があってこそ物の交換がうまくゆき、
経済が成り立っていくのです。
南の国に行かなくても
バナナが食べることができる。
これこそお金の力かもしれません。
●しかし、その素晴らしい機能を
持ったお金が万能かというと
決してそうではありません。
お金さえあれば幸せになれると安易に考えると、
それはお金に支配されている人生に
なってしまいます。
・人生にはもっと楽しめることがたくさんあるのに、多くの人間は、川の水(お金)を自分のバケツにたくさん入れることが人生だと勘違いしている(p45)
●そうしたお金の特性を理解して、
本当に幸せなお金持ちになろうというのが
この本の主題となっています。
前作「ユダヤ人大富豪の教え」に一歩譲りますが、
読みやすいのでお金について学びたい人には
必読の一冊でしょう。
・ミリオネアの連中の成功のいちばんの鍵は、彼らが人生でいつも余分に払ってきたからなんだよ。(p165)
●こうしたお金持ちになるためのコツも
しっかりカバーしているのが本田健さんの
強さなのだと思います。
・幸せに成功する人たちは、今蒔いている種が、それがいいものであれ、悪いものであれ、必ず自分の人生に出てくることを知っている。(p170)
●最後に、口座を「ミリオネア口座」「日常口座」
「自己投資口座」「プレゼント口座」「投資口座」に
分けるといいそうです。
口座は分けていましたが、
こういう機能別にはしていませんでした。
家内と相談してみます。
この本で私が共感した名言
・他人がどう思うかではなく、自分が幸せになれるかどうかを基準にすることだ。(p168)
・人生で最も時間を効率よく使いたければ、自分のいちばん得意で好きなこと以外は、ほかの人にやってもらうことだ。(p171)
【私の評価】★★★★☆(83点)
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