「日本人は死んだ―「仕方がない」の哲学では蘇生できない」マーヴィン・トケイヤー

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日本人は死んだ―「仕方がない」の哲学では蘇生できない (1975年)

【私の評価】★★★☆☆(75点)


●私も戦後教育を受けた一人ですが、
 今考えると何かが足りなかったという
 印象があります。


 例えば、道徳というクラスがありましたが、
 その内容で印象的なものは
 何もありませんでした。


 「人生の知恵」を教えるのが教育(p130)


●小学校から大学までの授業において、
 「上司から法律に抵触しそうな指示を
 受けたときどうするか?」
 「お客から無理な値引きを要求されたらどう答えるか?」
 「無能でイヤな上司の部下になったらどうするか」
 ということに対する答え、ヒントは何もなかったのです。


 こうしたことに対する対応は自己の確立、
 自分のポリシーの確立が不可欠なのですが、
 そこにフォーカスした授業は全くないのです。


・第二次世界大戦後にはこれら全ての日本的美徳が
 軍国主義とともに抹殺されてしまったのである。(p12)


●その答えは社会人になってから学ぶことになるのですが、
 本を読む人が減ってきた今、
 どうやってその知恵を学ぶのでしょうか。


 私は幸運にも本の中にその答えがあることを知り、
 読み始めましたが、多くの人は社会の荒波のなかで、
 自らその道を探さなければならないのです。


・にわとりに歴史はないが、
 人間だけには歴史が存在している。
 しかもその歴史は、本の中にこそ
 盛り込まれているのである。(p143)


●最後に、お金持ちになった日本人が学ぶべきことは、
 お金との付き合い方ではないでしょうか。


・絶対に必要なのは、
 われわれは金をコントロールするべきであり、
 金に支配されてしまってはいけない

 ということである。(p116)


●その答えも本のなかにあります。
 お金儲けの知恵、お金を使う知恵、
 そしてお金から自由になる知恵。


金をたくさんもつことは、
 責任をもつことと同じ意味である
。・・・
 金を建設的に賢明に使うことこそが、
 金を儲けた人たちの義務なのである。(p117)


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・人間には、測定することのできないほどの
 潜在的な能力が隠されている。
 それを全て使用するかどうかは、
 全てあなたの手の中にゆだねられているわけである。


日本人は死んだ―「仕方がない」の哲学では蘇生できない (1975年)
M.トケイヤー
日新報道
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【私の評価】★★★☆☆(75点)


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