「運の強い人間になる法則」竹村健一
2004/08/23公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
●「あー、いっぺんゆうてみたかった」の竹村健一さん。
経歴がすごい。
京都大学英文科卒業。第1回フルブライト留学生として、
エール大学・ソルボンヌ大学・
シュラキュース大学大学院に留学。
帰国後「英文毎日」の記者、山陽特殊製鋼調査部長、
追手門学院大学助教授、拓殖大学客員教授。
・私はこれまで、その時その時の自分の置かれた環境、
人との出会い、ふと心にわく欲望、そんなことを
思い切りよく行動に移して
挑戦してきただけのことだからだ(p26)
●しかし、本人に言わせるとやりたいことを
してきただけだといいます。
・荀子は、たとえ遠い道のりであっても
人間は行きたいところへ行こうとする、
という。(p30)
●とはいえ、楽にできたわけではありません。
例えばフルブライト留学生については、
学生がフルブライト対象外だったのに、
学生の身分で、これまでの新聞への署名記事を送って、
特例をお願いしているのです。
・思えば、私の望んだことは、
ことごとく実現していったのである。・・
いまつくづく思うのは、逆境にあればこそ、
それをスプリング・ボードにしてチャンスを
つかむことができるということである。(p101)
●やりたいこと+信念と行動で、竹村健一さんは
この経歴を掴み取ってきたのがわかりました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・日本の伝統では、ひとつのことをきわめている人、
その道一筋に進む人を尊敬する傾向にある(p4)
・私がこの『貞観政要』を読んで、
つくづく思い知ったのは、
アドバイスとか忠告とか進言とかいうことは、
気軽にしてはならないということだ。(p69)
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
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