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「男たちの履歴書 いかにして道を拓くか 」早坂茂三

2004/03/24公開 更新
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男たちの履歴書 いかにして道を拓くか (集英社文庫)


【私の評価】★★★☆☆(79点)


要約と感想レビュー

●早坂茂三さんの人生の体験を聞きながら、
 生き方を考える本です。


 田中角栄の秘書を長年勤めただけあって、
 話のネタは尽きません。


 世の中で一番大事なのは信用だという。
 信用とは人脈と同じ意味であると
 思いました。


●田中角栄の秘書だけあって
 田中角栄のエピソードが面白い。


 日本にもこうした人間が存在した
 ということが、うれしくなる一冊でした。


この本で私が共感した名言


・電話の基本は用件を簡潔、明快、具体的に伝えて、最後に確認する。誰かに伝言を頼むときは「私、○○と申します。失礼ですが、あなた様は?」とやればいい。メッセージは必ず届く。ビジネスの最大要件は確認、また、確認だ。当方が電話番号を伝えても相手が復唱しないケースがある。そのときは先方に、「失礼ですが、いま、私の申し上げた電話番号をおっしゃっていただけませんか」これは非礼ではない。至らない相手が一つ賢くなる。


・「私はこの世に生きた」という印を地球のどこかに刻み込めたとしたら、まさに以って瞑すべし。生まれてきた甲斐があったというものである。


・商売の基本、一番の足元は、相手がカネをちゃんと払ってくれるか、どうかです。これを忘れたら失敗する。簡単に買うてくれるほど危ない。売りたい会社は、なかなか買うてくれないとこなんですわ。(横田辰三)


▼引用は下記の書籍からです。
男たちの履歴書 いかにして道を拓くか (集英社文庫)
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早坂 茂三
集英社
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【私の評価】★★★☆☆(79点)



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