「現代語訳 名将言行録〈軍師編〉」加来耕三
2003/06/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
要約と感想レビュー
人たる者はいつも普段から門に磔柱があると心得よ。なにごとによらず、その行跡や行いに怠りがあれば、この磔柱にかけられると思って、油段してはならない。(小早川隆景)
(○妻、●私)
○「磔」ってどうよむの
●「はりつけ」だよ。どう読んでみて。
○うーん。どういう状況で話しているのかが分からないので、どうもいまいち・・・・・・。
●隆景はよく一門のものにこのように言っていたらしいんだ。オレとしては、今やっていることが自分の評価につながるのであって、昔何々をやったというのは意味がない。今、何ができて何をやっているかが重要だ、という感じに取ったけど。
○そうするとさ、今まで一生懸命やっていて、今日休むとダメって意味?
●休むのは権利としてあるのだからいいけど、でも万引きしたらだめだな。
○それはそうよ。・・・私は、油断してちょっとミスすると磔になっちゃうよ、という意味かなーと思ったんだけど。
●そういう取り方もあるな。結論としては油断せず、この瞬間瞬間良く生きるということかな。
【私の評価】★★★☆☆(76点)
目次
太田資長(道灌)
山中幸盛(鹿之介)
小早川隆景
山本晴幸(勘介)
直江兼続
戸次鑑連(道雪)
高橋鎮種(紹運)
竹中重治(半兵衛)
黒田孝高(官兵衛)
石田三成
島友之(左近)
真田幸村
著者経歴
加来耕三(かく こうぞう)・・・昭和33年(1958)、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業。同大研究員を経て、歴史家・作家として著作活動を行っている。「歴史研究」編集委員。
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