「頭がいい上司の話し方」樋口 裕一

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頭がいい上司の話し方 (祥伝社新書)

【私の評価】★★★★☆(84点)


■最近は、「出世したくない部下」、
 「上司をたてない部下」が
 増えているようです。


 昔の「上司の命令は絶対」といった
 職場が良いとは思いませんが、
 そうした環境で
 上司はどうすればいいのか?


 それは、意識的に
 上司の「権威」を
 確保するということです。


・新たな職場では直属の上司が「ルールブック」だ。
 はっきりとした権威を示す意味でも、
 「前の部署では許されていましたよ」
 という理屈を認めてはいけない(p84)


■しかし、実際には、理由をつけて
 上司の命令に従わない人が、
 出てくるかもしれない。


 上司をバカにしたような
 態度で接する人が、
 出てくるかもしれない。


 それに対しては、明確に、
 上司の判断に従ってもらう
 意思が必要なのでしょう。


 それでも従わないのであれば、
 明確に評価を下げ、他の部署に移動させる、
 といった実力行使が必要なのでしょう。


・上司に求められるのは、
 部下からの「人望」ではなく、
 部下に対する「権威」だ・・・
 「オレの命令が聞けないなら辞めてもらう」・・
 本来あるべき上司と部下の人間関係だろう(p23)


■敵は、外交戦略のように
 様子を伺いながら
 少しずつ責めてきます。


 最初は、議論をふっかける。
 次は、理由を求め、納得しない態度。
 こうして上司の権威を減らしていくのです。


 いやな雰囲気をなんとなく感じる
 初期の段階での対応が
 大切なのだと思いました。


 樋口さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・たとえ優秀な部下が腹の底で自分のことを
 バカにしているように見えても、
 「頼りにしている」ということを伝えて、
 気持ちよく働かせればいい。・・・
 ただし、相手の能力を認めているからといって、
 卑屈な態度で媚びたりおもねたりするのは禁物だ(p76)


・腹を立てて怒るのではなく、
 あくまでも業務上の成果を上げるために
 必要だと判断した上で、
 「ここは叱ろう」と決めて
 叱らなければいけない(p51)


・仕事のやり方や方針について
 部下から何か進言された場合も、
 あっさり「それもそうだな」と
 聞き入れるようではダメだ。・・
 いったん「わかった。考えておく」と
 態度を保留したほうが得策だ
(p63)


・想定外の質問・・・
 正直に、「それは考えたことがなかった。
 ちょっと検討してみるから時間をくれ
」と
 答えたほうが、思慮深い人間だと思われる(p210)


・「イヤな奴」を「いい奴」にしようと心を砕くより、
 イヤな奴をイヤな奴のまま有効活用する方法を
 考えたほうがいいだろう(p19)


頭がいい上司の話し方 (祥伝社新書)
樋口 裕一
祥伝社
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【私の評価】★★★★☆(84点)



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■目次

1 頭がいい上司の話し方
 部下をやる気にさせる、樋口式「四部構成」の話し方
2 頭が悪い上司の共通点
 あなたは、こんな話し方をしていませんか
3 経営者になりたい人の話し方訓練法
 人の上に立つためには、何が一番大切か


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