「7カ国語をモノにした人の勉強法」橋本 陽介
2015/07/16公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■なんと7カ国語をマスターしたという
著者の語学勉強法です。
基本は、楽しいと思える
DVDを徹底的に見ること。
そして、小説を読むことです。
もちろん、おもしろい小説です。
・私は語学学習の際には、
必ずテレビドラマのDVDと小説を
使用することにしています。
最初のうちは、『星の王子さま』と
『ハリー・ポッタ』でした(p39)
■そして、出てくる単語を
重要なものから暗記する。
それも単に暗記するのではなく、
どんな文脈の中で使われているのか。
他の類義語とどのような
意味の差があるのか。
そういった細かいところまで
調べて記憶することで、
理解度、応用度が高まるのです。
・個人的な目標として、中級以上の語学学習の場合、
1日あたり10個を目標にしました。単語帳的な
暗記であれば、もっとたくさん覚えられるでしょうが、
ていねいに覚えていくのであれば、
こんなものです(p49)
■最後は、必要に迫られないと、
勉強は進まないとのこと。
だから留学したりすると、
語学力が伸びるのでしょう。
やらなくてはならないとき、
人はすごい力を出すのですね。
橋本さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・教材は好きなジャンルから選んでいい(p38)
・ひたすらDVDを見ていました。
1話45分×40話あるシリーズを、
3日間で見たことも何度かあります。
膨大な量の文章がこれで頭に入りました(p47)
・重要なのは、外国語の文字列と
その日本語訳を暗記することではなく、
じかに音声と概念とを結びつけることです(p32)
・長期でじっくりやるのと短期で集中してやるのでは、
経験上、後者をお勧めします。例えば、1週間に1回を
数年続けるのと、1カ月間毎日数時間やるのでは、
後者のほうが圧倒的に効果を上げられます(p57)
・周囲の世界と言葉を結びつける必用性がある・・
必要性や必然性と結びついた言葉は、
自然と身につきます(p28)
祥伝社
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【私の評価】★★★★☆(80点)
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■目次
第1章 外国語ができるということ
第2章 音声と語彙を習得する
第3章 文法を習得する
第4章 多言語を習得する
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