「ビジネスモデル分析術 数字とストーリーでわかるあの会社のビジョンと戦略」三木孝則, 望月実, 花房幸範

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ビジネスモデル分析術 数字とストーリーでわかるあの会社のビジョンと戦略

【私の評価】★★★☆☆(72点)


■財務の数字から、会社を分析してみるという一冊。


 フェイスブック、グリー、グーグル、ヤフー、
 アップル、ソニー、サムスン、パナソニック、アマゾン、楽天と
 面白い企業が分析されています。


 経営者はこうした数字を見ながら、
 未来に向けて手を打っていくのでしょう。


・かつて「技術のソニー」と言われたハードの分野では、
 携帯電話を除き赤字となっており、ハードの両輪となるべく
 始めたソフトの分野及び金融事業が会社を支えているというのが、
 現在のソニーの姿といえます(p151)


■分析自体はだれでもできますので、 
 そこに何を見るのか。


 事業別の収益はどうか。

 営業利益率は。

 成長戦略はあるのか。


 経営者は、数字を見て、
 事業計画へ何を反映させ、
 どの程度結果を修正できたのか
 で評価されるのでしょう。


・アマゾンは顧客に対して商品を安く販売するために、
 顧客から受け取る配送料収入よりも、運送会社などに
 支払う配送コストの方が多く
なっています(p269)


■製造業では、売上が何兆円もあるところで、
 為替により10%も20%も減収になったら、
 固定費を回収していくのは難しいだろうなと感じました。


 逆に、為替により10%も20%も増収になったら
 笑いが止まりません。


 望月さん
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・プレミアムアイテムを手に入れるために、課金ガチャという
 射幸心を煽るシステムを取っています・・・ソーシャルゲームは
 ギャンブル
とブランドビジネスのいいとこ取りをしたような
 ビジネスモデルだと感じました(p50)


・ヤフーはサービス全体としての収益を上げるために、
 今後は「Yahoo!オークション」「Yahoo!プレミアム」などの
 トップ20サービスに経営資源を優先的に投下し、
 ONLY1となるサービスを育てることにしました(p97)


・「10倍挑戦、5倍失敗、2倍成功」・・・
 (ヤフーの)宮坂氏のプレゼンは分かりやすく、
 とても参考になります(p99)


・のれん残高の第1位は、三洋電機を買収した時に
 多額ののれんが発生したパナソニックで7,574億円・・・
 ソニーで5,768億円・・・グーグルで5,711億円・・・
 アマゾンで1,520億円・・楽天で1,151億円(p304)


・リーマンショック前の2007年度は・・・パナソニックの方が
 1兆円近く多くなっていました。・・・リーマンショックが起きた
 2008年度以降はサムスンが業績を伸ばしたのに対し、
 パナソニックは業績を落とした・・(p220)


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望月実 花房幸範 三木孝則
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【私の評価】★★★☆☆(72点)

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■目次

まえがき・あの企業は、なぜ儲かるのか?
第1章 フェイスブックVSグリー
第2章 グーグルVSヤフー
第3章 アップルVSソニー
第4章 サムスンVSパナソニック
第5章 アマゾンVS楽天
第6章 注目企業の数字を分析する
第7章 ビジネスモデル分析術
あとがき~グローバル時代のコミュニケーション


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