「僕は君たちに武器を配りたい」瀧本 哲史

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僕は君たちに武器を配りたい

【私の評価】★★★★★(91点)


■コンサルタントであり投資家でもある著者が、
 これから社会に入る若者に助言する一冊。


 社会でお金を稼ぐにはどうすればいいのか。
 社会のお金儲けの構造はどうなっているのか。


 私も教えてもらいたい内容でした。


・基本的に一般投資家が株式投資で確実に儲けることは
 ほぼ不可能・・得られる情報の速度と深度がまったく違う・・
 個人投資家が損をしたお金でファンドや投資信託などが
 儲けている構図が実はある(p212)


■現在、そしてこれからの世の中は、
 特徴を持たない人は
 非常に安い賃金で働かされることになります。


 名古屋のバス運転手の年収800万円が
 批判されるのは、そうした背景があるのでしょう。


 したがって、金を稼げる人とは、
 付加価値をつけることのできる人。


 この本ではマーケター、イノベーター、
 リーダー、インベスター
であるとしています。


・実際のところ革命的なことを成し遂げるリーダーの
 多くは、ある種の人格破壊者であるか、あるいは
 新興宗教の教祖のような自己愛の塊である。そして、
 そうした強烈なリーダーが率いているからこそ、
 組織は成功するのである(p203)


■いきなりそうした人にはなれませんから、
 修行が必要です。


 まずは、自分の狙う業界にもぐりこんで、
 修行することです。


 そこで自分の実力を磨き、
 自信があれば独立すればいい。


・その会社を徹底的に研究する。そして、
 その会社が潰れる前に退職し、
 その会社を叩き潰す会社を作るのである(p178)


■学生向けの本としては、
 かなりレベルの高い本でした。


 授業が評判なのも当然ですね。


 瀧本さん、
 よい本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・福沢諭吉が『学問のすすめ』という書物によって
 伝えたかった真意は・・
 「学問をすることで人間には差がつく」と宣言したのだ・・
 慶応義塾では、最新の西洋の学問を教えており・・・
 慶応義塾の「宣伝本」でもあったのである(p20)


・いきなり独立するのではなく、自分のいる部署の中で
 新たな事業プランを生み出したり、市場のニーズに
 合わせた新製品の企画を提案できるような立場になってから、
 予行演習をして独立する人も少なくない(p76)


・「世の中でこれが流行っているから」と
 現時点で話題になっている業界の会社に就職する
 学生は多いが、これも非常に危険な選択である(p96)


・ほかの業界、ほかの国、ほかの時代に行われていることで
 「これは良い」というアイディアは
 「TTP(徹底的にパクる)」すれば良いのである(p181)


・本当にダメで使いようがない馬をふるい落として、
 気性は荒いけれど力が強かったり、足は速くないが
 スタミナがあったりする馬の素質を見抜いて、
 適材適所に仕える能力のほうがずっと役に立つ(p189)


僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史
講談社
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【私の評価】★★★★★(91点)



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