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「金持ち父さん貧乏父さん」ロバート キヨサキ シャロン・レクター

2011/07/12公開 更新
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金持ち父さん貧乏父さん

【私の評価】★★★★★(90点)


■なぜか書評がなかったので、
 ご紹介することにしました。


 ロバート キヨサキ氏が、
 「キャッシュフローゲーム」を売るために
 書いた一冊です。


 金持ち父さん、貧乏父さんって何ですか
 といわれれば、私は、

  金持ち父さんは頭脳労働者、

  貧乏父さんは肉体労働者

 と答えます。


・「私はお金のために働いているわけじゃない!」
 この父はよくこう言っていた。
 「お金が私のために働いているのだ!」(p31)


■この二人の父さんは、
 まったく正反対なんですね。


 貧乏父さんは、お金のために
 働く肉体労働者。
 (私もそうかもしれませんが・・・)


 金持ち父さんは、
 自らビジネスを考え、
 お金を生む資産を増やし、
 自分がいなくてもお金が生まれる
 状況を目指すのです。


・働きながら頭を使うんだ。そうすればじきに、
 私が払うよりもずっと多くの金を作る方法を
 『頭』が教えてくれる。ほかの人には見えていないものが
 見えてくるからだ。それは目の前にあるチャンスだ。(p83)


■かといって、
 金持ち父さんがお金に執着しているか
 といえばそうではありません。


 金持ち父さんは、
 お金に自分の人生を制約されたくないからこそ、
 お金(資産)を大切にしているのです。


 お金が幸せを運んでくる
 わけではないのです。


・お金がもたらしてくれる喜びはたいていあまり長続きしない。
 ・・・だから働き続けるんだ。恐怖と欲望でゆがめられた魂が
 お金によって癒されると思ってね。
 でも、お金にはそんな効果はない。(p70)


■一般的には賛否両論あるようですが、
 私は、非常にインパクトのある
 考えさせてくれる名著だと思います。


 読んだことがない人は、
 まずは読みましょう。


 キヨサキさん、良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・一方の父がよく「お金への執着は悪の根源だ」
 と言っていたのに対して、
 一方の父は「金がないことこそが悪の根源だ」
 と言っていた。(p26)


・一方の父は
 「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社に入れるから」
 と励ました。
 もう一方の父は
 「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社を買うことができるから」
 と励ました。(p28)


・金儲けの方法を教えてくれと言ったのは、きみたちがはじめてだよ。
 百五十人以上の従業員を使っているけれど・・・
 仕事と給料をくれとは言ってくるが、お金について教えてくれ
 とはだれも言わないんだ(p54)


・ビジネススクールはたいてい、多少高度な『数字屋』を
 作るだけだ。数字屋は人に雇われるのがせいぜいで、
 自分でビジネスを興すことはできない。数字屋がやることと
 いえば、数字をながめ、人の首を切り、ビジネスをつぶす
 ことくらいだ。(p79)


・お金を稼いだあとどうするか、
 人にそれをとられないようにするためにどうするか、
 それを長く持ち続けるにはどうしたらよいか、
 そのお金をどうやって自分のために働かせるかといったことを
 知らなければ、いくらお金を稼いでもむだだ。(p101)


・お金は実際には存在しないものだとわかれば、
 速く金持ちになれる・・・私たちだれもが持っている
 唯一の強力な「資産」は、私たちの頭だ。(p159)


・投資の対象は刻一刻と変わっていく(p168)


・金持ち父さんは「それを買うお金はない」と言う代わりに
 「どうやったらそれを買えるようになるか?」
 と子供たちに自問させた(p223)


・私はこれまでに何度も金銭的に行き詰ることがあったが、
 それでも決して資産を取り崩したりせず、収入を増やすために
 自分の脳みそを使ってきた(p250)


金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ シャロン・レクター(公認会計士)
筑摩書房
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【私の評価】★★★★★(90点)



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