「ヤクザ式ビジネスの「壁」を突破する話す技術聞く技術」向谷匡史

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ヤクザ式ビジネスの「壁」を突破する話す技術聞く技術 ヤクザ式ビジネスシリーズ

【私の評価】★★★★★(93点)


■世の中は、一人では生きていけません。


 自分一人ではできないから、
 人に動いてもらわなくてはならない。


 そうしたときに必要となるのが、
 論理と話し方です。


 もし、すべてが論理で決まるなら、
 話し方はそれほど重要ではありません。


 しかし、世の中には
 論理に反したことでも
 やってもらいたいことが
 あるものです。


 この本は、そうした裏の技術を
 ヤクザの事例を見ながら、
 私たちが学ぶべき、
 話し方を教えてくれる一冊です。


・「こんどのプロジェクトを成功させたら、課長だよ」
 と、露骨にニンジンを鼻先にブラ下げるのは無能な上司・・・
 有能な上司は・・・
 「今度のプロジェクトを成功させることは、キミの今後の
  人生において、大きな転機になると思う」(p19)


■ヤクザの話し方は、
 ああいえば、こういう、
 という言葉の芸術のようです。


 素直に謝る普通の人には
 「それで、どうしてくれるんじゃ」で
 追い込んでいく。


 自分が悪くないと主張する人には、
 「そうか、ではそっちの人に責任とってもらうか」
 と追い込む。


 居直りタイプには、
 「すべての人がそうなんか?」
 と一般論で攻める。


 これは会社でも使えそうですね。


 こうした技術は悪用するのはよろしくないのでしょうが、
 うまく利用すればいろいろ応用が利くはず。


 向谷さん、
 良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「人を見て、法を説け」-お釈迦さんの教えだ。
 インテリには論理で、爺ちゃん婆ちゃんには極楽往生を
 入口として説いていけば、熱心に耳を傾けてくれる(p54)


・判定人がいる場合は、・・・渾身の論理展開で攻める・・・
 判定人が居ない場合に忘れてならないのは、
 「いかにして相手の面子を立ててやるか」ということだ(p78)


・根拠があるからこそ、自信を持つことができる・・・
 逆を言えば、相手の不安をあおるなら、
 「根拠のない励まし」をすればいい・・・(p97)


・「キミ、企画書をつくってくれたまえ」と命じられて、
 「はい、この仕事が片づき次第、やります」
 と返事するのと、
 「はい、すぐに」と、他の仕事を中断してやるのと、
 上司はどっちを喜ぶだろうか。(p120)


・健康食品を扱うマルチ商法のベテラン・・・
 知人を勧誘する方法の一つが、
 「私の顔を立てると思って、一回くらい説明会につき合ってよ」
 というセリフだ(p121)


・「長年のつき合いだから、これまでどおりお願いします」
 「長年のつき合いだから、心機一転、新しいことを
  試してみてください」どちらも正しい(p163)


・どん底にある人間に手を差し伸べれば、"恩返し"が
 期待できる・・・安い居酒屋へ誘い、やさしい言葉を
 かけるだけで、義理も感激も何十倍なのだ(p115)


ヤクザ式ビジネスの「壁」を突破する話す技術聞く技術
向谷匡史
情報センター出版局
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【私の評価】★★★★★(93点)


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