ダイヤモンド社
売り上げランキング: 2135
■会社に入って、先輩から助言されたのは、
「全体最適を考えろ」ということです。
「全体最適」と言われても、
ではどうすればいいのかしら、
と思う方が多いのではないでしょうか。
この本では、店舗、倉庫、生産現場を例として、
全体最適の考えています。
■まず、店舗で考えるべきことは、
欠品をなくすこと、そして在庫を減らすことです。
これらは相反することですが、
もし、発注から配送までの期間を短くできれば、
短期間で補充されることになり、
欠品を少なくすることが可能となります。
そのためには、毎月発注よりは毎週発注、
毎週発注よりは毎日発注にすれば良い。
・店頭の発注を1日売れた分だけ補充するようにすると、
どうなるだろうか?・・・
数日分の在庫があれば、十分すぎるほど(p55)
■次に、倉庫にある程度の在庫があれば、
発注から配送までの輸送時間は数時間となり、
欠品の時間はもっと少なくなるでしょう。
通常の商品の生産現場では、
限りない改善をして在庫を持たないようにしていますが、
小売店からしてみれば、ある程度在庫を持ってもらったほうが
ありがたいということです。
このように、この本では在庫の持ち方、
発注方法、購入方法などについて、
全体最適の視点で教えてくれるわけです。
・生産現場では数分間、数秒、いやコンマ数秒という単位で
リードタイムを短縮している一方で、市場には数か月分の
在庫がある。(p62)
■この本が本当に教えたかったのは、
こうした手法ではなく、こうした手法に至った
全体最適の思考法なのだと思いました。
業界によって状況は変わりますから、
全体最適の答えは、常に微妙に変化するのです。
そこを私たちは自分で考えなくてはならないし、
そこに仕事の面白みがあるのかもしれません。
非常に示唆に富んだ一冊でしたので、
本の評価としては★4つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・ダイナミック・バッファマネジメント・・・
毎日の売れ行きを見て、在庫の目標量が調整され、
それに合わせて売れた分だけ補充する。(p68)
・「よかれ」と思って持っている安全余裕。
これが落とし穴になる。(p118)
▼引用は、この本からです。
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 2135

TOC初心者の人にもおすすめ!
知ってたつもりと思い込み
仮定を疑え!
きしらまゆこさんの紹介とクレジットが欲しいよー
TOCは奥が深く応用範囲の広いものですね【私の評価】★★★★☆(85点)
■著者紹介・・・岸良 裕司(きしら ゆうじ)
1959年生まれ。
ゴールドラット・コンサルティング・ディレクター。
─────────────────
■関連書評■
a. 「目標を突破する実践プロジェクトマネジメント」岸良 裕司
【私の評価】★★★★★
b. 「三方良しの公共事業改革」岸良 裕司
【私の評価】★★★★☆
c. 「過剰管理の処方箋」金井 壽宏、岸良 裕司
【私の評価】★★★★☆
読んでいただきありがとうございました!
いつも応援ありがとうございます。
人気ブログランキング
に投票する
![]()
![]()
| メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 44,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 |
| 配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|一日一冊:今日の名言






![成功者の習慣 成功する人は何が違うのか[CD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BiS9mxuNL._SL75_.jpg)


























![影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41dnX2kbwFL._SL75_.jpg)




































































































コメントする