【私の評価】★★★★★(93点)
■この本は、物語からはじまります。
ある兄弟が父親から店を引き継いたのですが、
売り上げは低迷。
料理、雰囲気、接客、何も変わっていないのに・・・。
しかし、弟がある売り方をしてから
店の売り上げは徐々に上がりはじめました。
さて、その売り方とは?
■その答えは、
顧客に定期的に送る
ダイレクトメールです。
ダイレクトメールで経営者の熱い思い、こだわり、
店の歴史や伝説をお客様に教えるのです。
これで、お客様に二度、三度と、
お店に来てもらうようにするわけです。
そのために顧客情報を収集する必要があります。
■そして、ダイレクトメールだけでなく、
チラシやホームページでも
受賞歴、お客様の声を伝えていく。
こうしたお客様を固定化する仕組みを構築してから、
集客を考えます。
■集客のコツは、チラシにしろ広告にしろ
人を紹介することです。
つまり、そこで働いている私たちを
お客様に知ってもらうのです。
世の中、商品もサービスも良いのは当たり前ですから、
その中で自分の店を選んでもらうためには、
そこに理由が必要となるのです。
・なぜ人は、知らない寿司屋のドアを開けるのに、
あそこまで勇気が要るのだろうか。それは、・・・
その寿司屋で働いている「人」がわからないから勇気がいる(p139)
■この本のすごいところは、
「問題→答え→理由→実績」の構成で、
わかりやすい上に、説得力があることです。
さらに、800ものクライアントのデータから、
1回きりのお客様のうち10%を再来店させると
売り上げが上がっていくという。
説得力が違います。
私が経営者なら、すぐお金を出したくなるでしょう。
■販促の本でありながら、
自分を販促できないような本が多いのですが、
この本はちがいます。
本の構成としては、
神田昌典を越えていると思いました。
本の作り方のスタンダードになるような一冊でしょう。
本の評価としては、文句なく★5つとしました。
PS
著者はサラリーマンのようですが、
給与を十分考えてあげないと
独立してしまうかもしれませんよ。
社長!
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・1 まずは「思い出す」
↓
2「そう言えば、あの店はよかったな」(p42)
・「あなたの店をえらばなければならない理由」
このメッセージを、商品や対象を絞って発信していくのだ。
すると、他店との「違い」が明確になってくる。(p134)
・口コミを起こそうとするなら、
お客様を「えこひいき」すればいいのだ。・・・
毎回、「売り込まないダイレクトメール」を送る(p182)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★★★(93点)
■著者紹介・・・高田 靖久(たかだ やすひさ)
1971年生まれ。東芝ITコントロールシステム(株)所属。
顧客管理システムグループ責任者。
売れない営業マンから、「給料の五分の一」を自己投資。
短期間で、売り上げ拡大する顧客が続出。
800店舗を超える顧客にサービスを提供している。
─────────────────
■関連書評■
a. 「お客様は「えこひいき」しなさい!」高田 靖久
【私の評価】★★★★☆
b. 「36倍売れた!仕組み思考術」田中 正博
【私の評価】★★★★☆
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