「生きかた上手」日野原重明

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生きかた上手
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日野原 重明
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【私の評価】★★★★★(92点)


●「生きかた上手」という本ですが、
 内容の半分は、人間の【死】というものについて
 書かれてあります。


 つまり、人間は、死に向かって
 生きているということです。


 ・人間は死に向かって成長する
  (精神分析学者のエリクソン)(p100)


●しかし、現在はなかなか人が死なない時代。


 そして、死ぬときには病院で亡くなることが多く、
 身近に死を意識することが難しくなっています。


 だからこそ、【死】というものについて
 意識させるように導くのが
 教育であるとしています。


 ・聖路加看護大学の授業・・・
  「いま、あなたのお母さんが亡くなった。
  お母さんの知り合いにその死を伝えなければならない

  という想定で、死亡通知の作文を書かせてみたのです。(p187)


●そのように死を意識すれば、
 生きていることに感謝することが
 できるようになります。


 そして、自分自身、自分という人生を
 うまく生かすということが
 大切であるということがわかるはずです。


 ・ボランティア・・・他人のために役に立てたということは、
  つまり自分という存在が生かされたということであり、
  生きている実感をこれほど
  強く感じられる瞬間はありません。(p122)


●そうした人間観、人生観を持つことができたならば、
 テクニックとしての成功哲学は
 何十倍もの効果を持つようになるのです。


 ・私は若い人にはいつも、
  自分の経験からこうアドバイスするのです。
  「30代ではこうありたい、40代ではこうなりたいという、
  できるだけ具体的なモデルを見つけなさい

  そして、その人に一歩でも近づき、
  さらに超えるために何をすればよいか、
  とつねに頭を働かせなさい」と。(p59)


●いかに死ぬべきか、そしていかに生きるべきか、
 示唆に富んだ至宝の内容です。


 90歳の著者だからこそ、
 伝えることのできる人生の知恵です。
 ★5つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・医師のあなたへ - その患者さんが、
  あなたの大切な人であっても
  手術をしますか?(p136)


 ・「何でも他人の倍やれ」 
  「思いついたら明日ではなく、いますぐやれ
  と父はいつも言っていました。(p228)


 ・お釈迦さまが弟子たちに伝授された
  「二段呼吸」という呼吸法も、息を吐いて、
  止めて、さらに吐くものだったといいます。
  十分に吐くことが、健康によい呼吸なのです。(p112)


▼引用は、この本からです。

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5 若い世代にも読んでほしい。
4 余分なことをそぎ落とした生き方
5 生きるとは。。

【私の評価】★★★★★(92点)

■著者紹介・・・日野原 重明 

 1911年生まれ。1941年聖路加国際病院の内科医となり、
 内科医長、院長を経て、現在、理事長、名誉院長。
 予防医学、終末期医療の普及に尽力する。


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