講談社 (2003/05/29)
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仕事に対する心構えを学べる
信念をもった経営者
ビジネス本にして生き方を説く(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)
●著者紹介・・・松本 大
1963年生まれ。大学卒業後、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券入社。
90年ゴールドマン・サックス証券に移り、94年30歳で同社最年少
ゼネラル・パートナー。99年4月ソニーと共同出資でマネックス証券設立。
●著者は、あと半年でゴールドマン・サックス証券の上場により
10億円以上という資産が手に入る立場にありながら、
ソニーから出資を受け、マネックス証券を設立しました。
・「私はこういうことをしてみたいんだ」と言って
手を差し伸べれば、それに呼応してくれる人は、
必ず見つかると思います。(p220)
●やはり、その仕事ぶりは並ではありません。
・すでにあるものを回すことには、それほど高い価値はない。
今までにないものを作り上げていかなければいけない
(ジョン・メリウェザー)(p116)
●この本では、外資系企業の合理性と「戦略」という言葉の意味を
考えるうえで参考となる、面白いエピソードがありましたので、
ここでご紹介しましょう。
○新入社員研修でニューヨークにいた松本氏は、
ソロモン・ブラザーズの社員16人と一緒にカジノに
遊びに出かけました。(それもヘリコプターで)
○まず、カジノで遊ぶ前に、レストランで作戦会議です。
○ソロモンのディレクターは、カジノに詳しい人間に
ゲームのルールを説明させ、全員でどうすればカジノで勝てるのか
考えます。(ゲームに詳しい人は、一人しかいなかったらしい)
○ゲームを分析して分かったのは、すべてのゲームの期待値は
100%以下であり、長期戦では、必ず負けるということです。
○そこで、ソロモン軍団は、カジノ側が25万ドル負けた時点で
ゲームが終了となるサイコロゲームに目をつけました。
短期決戦で、25万ドル勝つことに賭けるという戦略です。
○そして、17人はそのゲームを占拠し、ひたすら全員が同じ目に張り、
サイコロを振り続けたのです。
○結果して、ソロモン軍団は25万ドルを勝ち取ってカジノを去る
のですが、「戦略」という言葉の意味がよく分かるようなお話ですね。
●非常に読み応えのある一冊でした。★4つとします。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私の場合は、まずはただひたすら、大量の情報に接することを
旨としています。(p72)
・データベース構築の肝は、すべての情報ツール、1つのフォーマット
で保存しておき、いつでも簡単に検索をかけられる環境にしておく
ことです。そこで私が活用しているのが、電子メールです。(p82)
「10億円を捨てた男の仕事術」松本 大、講談社(2003/5)¥1,680
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)
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