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「お笑い外務省機密情報」テリー伊藤

2004/07/01公開 更新
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お笑い外務省機密情報

【私の評価】★★☆☆☆(68点)


●日本の組織ならそうなりそうだな、
 という内容でした。


 私個人としては外務省を
 批判するつもりはありません。


 頭のいい人たちは、
 自分に最大のメリットとなる行動をしますから、
 今の環境に適応しているだけなのです。


●では、だれが環境を変えてあげるのかというと、
 やはり政治家となりますので、政治家のかたは
 頑張っていただきたいと思います。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「大使館は普通の日本人には冷たくて、
 政治家と外交官には突然、無料旅行会社に早変わりするって、
 まさか本当じゃないでしょう?」
 「いや、もちろん、ほんとうですよ。」(p113)


<頭のいい人間は、どうすれば自分にメリットがあるか
 よく知っていますから、そうなってしまうんですね。>


・「湾岸戦争とかね、大変なことがあったとき
 大使が必ずいないというのが、
 わが日本大使館の伝統なんですよ」
 (危機管理担当の政府関係者)(p61)


<どうやら、休暇と会議で現地に大使がいることが
 少ないことが原因のようです。決して、
 秘密情報から退避しているわけではありません。>


・なにせ、わがニッポンの外務省は、
 日本人に永遠に消せないいわれなき汚名を着せた
 当の奥村勝蔵一等書記官と直属の上司、
 井口貞夫参事官の2人とも、のちに外務官僚の頂点、
 事務次官まで栄達させたのだ!(p28)


<いわゆるアメリカへの宣戦布告を遅らせた人たちですね。
 日本の現実は小説より奇なり>


<
お笑い外務省機密情報
テリー伊藤
飛鳥新社 (1997/10)
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4 いやはやなんとも
3 どこまで行っても国賊集団!
5 恐ろしすぎて笑えない、けど"お笑い"だ!

【私の評価】★★☆☆☆(68点)


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