「副業は看板広告で稼ぎなさい:スマホとパソコンで誰でも手間なく月10万円」小宮絵美
2024/11/01公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(81点)
要約と感想レビュー
集客は看板だけで十分
全身もみほぐしの「りらくる」の創業者が「集客は看板だけで十分です」と書いていたので、看板広告について調べてみました。
看板広告の種類は大きく分けて、2種類あります。電柱看板と野立て看板です。看板広告を出したいとき、直接、電柱看板の指定代理店や看板会社にお願いする方法もありますが、広告代理店を経由する場合もあります。
この本では広告代理店として、お客様と看板会社との間に立って、手数料をいただく商売を紹介しているのです。電柱看板は、電力会社やNTTの指定代理店と代理店契約を結ぶことになります。条件は会社によって異なりますが、マージンはだいたい20%くらいになっているという。
はじめやすい電柱看板ですが・・電柱看板専門の代理店と代理店契約を結ぶ・・(マージンの)%やルールは各社異なる(p137)
見込み客ができてから看板会社に相談
基本的にはお客様を紹介することで手数料をもらう商売ですので、見込み客ができてから、看板会社に相談するとよいという。それもお客様の要望を伝えれば、看板会社がデザインの制作、看板面の制作から設置、管理もしてくれることが多いというのです。
看板掲出場所の調査も看板会社に要望を伝えるだけだし、顧客の目的と費用感や希望の場所を伝えるだけなので、だれでもできそうです。看板の制作費や設置費も広告主負担で、自己資金は不要です。看板を設置した後は、1年に1回、お客様(広告主)に看板広告の契約更新の意思を確認し、「年間掲載料」を請求するだけなのです。
看板広告は、「看板をこんなところに出したい」という店舗や会社が現れてから、看板が掲出できる場所を探し、土地や建物などの所有者に看板掲出の交渉を行い、提供する(p25)
広告看板はストック型ビジネス
20%の手数料だと、10万円の年間掲出料であれば2万円が自分の取り分となります。大儲けはできませんが、契約を継続してもらえれば、ストック型のビジネスともいえます。副業として面白いのではないでしょうか。
手数料については、自分で決めることができるので単価が安いときや、揉めそうなお客様には高めに手数料を設定したりしているという。
お客様を紹介することで手数料をもらうということで、口コミや人脈が活かせる仕事だと感じました。小宮さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・なるべく設置現場に赴くようにし、「どうして基礎はこのサイズにしたのですか?」「その道具は何に使うのですか?」「設置時間はどれくらいですか?」と会社見学さながら、質問攻めしています(p58)
・看板掲出ナンバーワンは病院・・・折込広告やポスティングをしたり、テレビCMを打ったり、WEB広告を配信することができないからです(p194)
・多数の看板広告の設置が期待できるのは高額商品を扱う店舗(p105)
【私の評価】★★★★☆(81点)
目次
第1章 手間いらずの看板広告で今すぐ副業はじめませんか?
第2章 ここだけ押さえる看板広告の儲けのしくみ
第3章 ど素人でもできる!看板広告のはじめ方
第4章 【実践 初級編】まずは電柱看板からはじめてみよう!
第5章 【実践 中級編】自由度が高い野立て看板で儲けよう!
第6章 【実践 応用編】建物看板+αの儲け方
著者紹介
小宮絵美(こみや えみ)・・・ひらり宣伝社代表。短大卒業後、地元・広島県のシステム会社の営業を経て、広告代理店に転職。営業トップの成績を残す。転勤族の夫と全国を転々とする中、広告代理店時代のお客様から「あなたにお願いしたい」とオファーを受け、2017年に「ひとり広告代理店」として自宅起業。その後、拠点を移しながら、東京・愛知・大阪・広島・福岡など5年で100社以上の顧客を抱えるまでに成長。大企業から個人商店まで幅広い顧客を担当し、紹介のみで業績を伸ばし続けている。
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