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「小さな会社のインバウンド売上倍増計画 54の「やるべきこと」と「やってはいけないこと」」村山慶輔

2024/01/30公開 更新
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「小さな会社のインバウンド売上倍増計画 54の「やるべきこと」と「やってはいけないこと」」村山慶輔


【私の評価】★★★★☆(82点)


要約と感想レビュー

売り上げ倍増した事例

新型コロナウイルスの渡航制限もなくなり、外国人旅行客が戻ってきているようです。円安の影響もあり、外国人観光客の購買力はバカにできません。この本では外国人観光客を受け入れることで売り上げ倍増した事例を紹介してくれます。


日本の典型的な温泉宿で地元の「伝統芸能」を、宿泊者サービスとして盛り込んで口コミから評判になった事例。
京都にある宿泊施設「FUJITAYA BnB」では、自転車とヨガをコンセプトととして、自転車を部屋に持ち込めるようにしたり、ヨガルームでヨガ体験できるサービスを提供しています。
外国人の長期滞在をターゲットに家具やキッチンウェア付きで部屋単位の課金としている宿もあるという。


ポン引き作戦・・高山駅に自ら足を運び、電車から降りてくる外国人観光客らしき人に声をかけまくり(p74)

日本の常識は世界の非常識

また、外国人観光客を受け入れるにあたっては、知っておくべきは日本の常識は、世界の非常識ということでしょう。例えば、中国や韓国や台湾では、トイレットペーパーを便器の中に捨てるという習慣がありません。すぐに詰まってしまうので、トイレに置いてあるゴミ箱に紙を捨てるのです。


 事ではイスラム教では豚肉を食べることができません。他の肉も決まった処理方法で殺したものでなければなりません。そもそもベジタリアンという人もいるので、外国人向けに豆腐100%のハンバーグを開発した会社もあるという。


外国人は商品がどういうものなのかわからないことが多いので試食、試着、試用させる仕組みも必要でしょう。ただし、壊れてしまうものについては、事前に「触ってOKだけれど、壊したら購入したと見なす」と表示しておくとよいのです。


美味しいだけでは、肉系レストランが数多くあるなかで差別化するのは難しい・・ベジタリアン向けの豆腐100%のハンバーグを開発(p26)

ネット上の口コミを向上させていく

グーグルマップやトリップアドバイザーの評価を見て来たという外国人が多いので、ネット上の口コミを向上させていく取り組みが必要です。外国語ができないとハードルが高いように思えますが、まずは目の前まで来ている外国人観光客に聞いてみることが著者のおススメです。外国人観光客は何が魅力で訪れてくれたのか、何が良くて何が悪かったのかを知り、改善していくのです。


英語ができなければ、英語で書かれたウェルカムボードと英語の商品説明が書かれたPOPや、指差し英会話シートがあればいい。何かやれることはあるはずなのです。村山さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・外国人観光客の視点からすると、「朝食くらいは自国のものが食べたい」というのが本音です(p89)


・海外では「3泊以上の人しか泊まれない」などと、連泊縛りを設けているところすらあります。「3泊以上で30%オフ、5泊以上で40%オフ」(p93)


・外国人は30分の待ち時間の解消に3倍の値段を出す(p108)


・外国人観光客が求めているのは、「あなたのおススメ」(p157)


▼引用は、この本からです
「小さな会社のインバウンド売上倍増計画 54の「やるべきこと」と「やってはいけないこと」」村山慶輔
村山慶輔 、日経BP 日本経済新聞出版


【私の評価】★★★★☆(82点)


目次

第1章 ストーリーで見る小さな会社の"売上倍増計画"
第2章 小さな会社は"自己分析"をしてはいけない
第3章 ターゲット国は絞りすぎてはいけない
第4章 「売れる!」商品・サービスのつくり方・磨き方
第5章 最小の労力で最大の効果を!無理のないリアル&オンライン鉄板集客法
第6章 今日からできる、客単価アップを実現する「接客術」
第7章 まさかの事態を避けるトラブル防止・抑止策
第8章 強固な経営基盤を形成する人材の育成と採用



著者経歴

村山慶輔(むらやま けいすけ)・・・株式会社やまとごころ代表取締役、インバウンド戦略アドバイザー。1976年神戸市生まれ。1999年米国ウィスコンシン大学マディソン校ビジネス学部情報システム学科卒。インドのシステム会社でインターンを経験後、2000年アクセンチュア入社。2006年に同社を退社し、インバウンドに特化したコンサルティング会社「やまとごころ」を設立。内閣府や観光庁における観光推進事業の有識者メンバーに名を連ねるなど、インバウンドの専門家として活躍中。


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