「スーツは経費で落ちますか? 税理士による「税知り本」、賢い節税・トクする申告」高橋 浩之
2022/03/27公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
税制は複雑で、税理士という専門家がいるくらいです。この本では、税理士から税の知識を教えてもらいます。所得控除をして所得を計算して、税率をかけて税金が計算されるのです。
所得控除にしても、扶養控除や何か経費になるのか決まりがあるのです。そして時々、税務調査がやってきて、過去にさかのぼって税務資料をチェックしてくれます。税務署の皆さん、ご苦労なことです。
高橋さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・特定支出控除・・・年収500万円の人の給与所得控除は、144万円。その2分の1は72万円・・・年間72万円を超える特定支出があれば、控除の上乗せがある(p24)
・盗難、横領されたら「雑損控除」・・・所得の10%を超えているかどうか(p57)
・自家消費したときは、お客さんへの売値の70%と仕入れ値のいずれか高いほうを売り上げに計上します(p66)
【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
第1章 オカンとボクと、ときどき、横領―所得税が安くなる9話
第2章 少女の擦ったマッチは売上だった件―所得税に強くなる6話
第3章 やらかし男の印紙税―税務調査がよくわかる5話
第4章 社員旅行がひとり旅だと、税務署になに言われるかわからない―会社の税金に精通する6話
第5章 利益を倍にしたけりゃ、めざせ売上30%増!?―会計を経営に活かす8話
おまけの話 容疑者Xの軽率―税理士のお仕事紹介
著者経歴
高橋浩之(たかはし ひろゆき)・・・1964年、東京都生まれ。高校卒業後、トラック運転手として3年間働いた後、税理士を目指して専門学校の扉をたたく。1990年、税理士試験合格。合格科目は、簿記論、財務諸表論、所得税法、法人税法、相続税法。1993年、東京都町田市で独立開業。ややこしい税金や会計のことを「ややこしくなく伝えられる」よう日々奮闘し、現在に至る。
この記事が参考になったと思った方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
メルマガ[1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』] 3万人が読んでいる定番書評メルマガです。 >>バックナンバー |
|
この記事が気に入ったらいいね!
コメントする