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「目標達成する技術」マイケル・ボルダック

本のソムリエ 2021/10/30メルマガ登録
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「目標達成する技術」マイケル・ボルダック


【私の評価】★★★★☆(80点)


要約と感想レビュー

 この本は、「もし、あなたの前に母親を父親に殺された7歳の男の子が立っていたとしたら、なんと声をかけますか?」という質問からはじまります。その男の子は、著者なのです。著者はそのショックで人間不信となり、高校も中退して不幸な人生を歩んでいました。


 ところが偶然参加したセミナーで「成功者は生まれつきではなく、作られるものである」という言葉に衝撃を受け、自己改革をはじめたのです。目標達成コーチに学ぶことで、自らが成功し、自らが目標達成コーチとして稼ぐことができるようになったのです。


・私は、7歳のときに母親を父親に殺されました(p3)


 著者が教える目標達成方法は、行動するための方法です。いくら知識があっても、行動しなければあなたの人生は変わりません。ところが、今すぐすべきことはわかっているのに、それができない人が多いのです。そこで壁となっているのが感情です。感情が今すぐすべきことをやらないようにしているのです。


 では、どうすればよいのか。その答えは、感情を味方につけるのです。その感情とは、1確実感、2不確実感、3重要感、4つながりと愛、5成長、6貢献です。これら6つの私たちが求める感情を利用するのです。具体的には、50%の確率で達成できるであろう「目標」を設定します。達成できそうで、達成できない微妙な目標です。絶対に達成できそうな目標では緊張感がないし、絶対に達成できそうもない目標はやる気が出ないからです。


 そしてその目標は、達成したら他人から重要だと思われるものであるべきです。人とのつながりと愛を感じられるものであるべきです。そして自分は成長してより良い人生を送ることができ、人に貢献することができる目標であるべきなのです。


・ゴールとは「得たい感情」(p44)


 さて、ワクワクする目標が決まり、毎日のすべき行動にブレークダウンされました。ところが、やるべき行動に抵抗があるかもしれません。特に今までやっていないことを実行するのは難しいのです。そこで使うのは、1分間だけやればいいと考えることです。「1分間でいいや」と考えるのです。


 また、「私はできる」と信じる必要があります。自分を信じられないようになったら、どうするか。口に出して言うことです。「私はできる」と。また、「必要なものは、すべて私の中にある」「〇〇のために、私はどんなことでもする!」と宣言してもよいのです。自分で自分に暗示をかけるようなものなのでしょう。


・多くの人は「やり方」を知っていながら、「行動」ができないだけなのです(p5)


 やはり行動しなければ、何も変わらないということです。そして新しいことをすると、苦しい思いをします。それは自分が成長している証拠なのです。苦しい思いを楽しめるようになれば、何でもできるようになったということなのでしょう。


 ボルダックさん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・パワーを生み出す唯一のものは「行動」だけです(p30)


・お金が欲しいと言っている人は、単に札束が欲しいのではありません。お金を持つことによって、得られる感情が欲しいのです(p44)


・「健康」「人間関係」「お金」「時間」は、実は、感情をマスターしないと得ることができません(p57)


・稼いでいるよりも多くのお金を使ってしまう人がいます。感情を買っているのです(p58)


・「人生の輪」を使って、あなたの生活の質を評価していきましょう・・・感情、肉体、人間関係、財政、キャリアとビジネス、時間と自由、環境、精神性(p73)


・心地良い状態というのは、成長することと反対のこと(p86)


・どんな出来事でも良いことに変わる・・「この出来事の良い点はなんだろう?」「この経験をどうやって生かせるだろう」(p114)


▼引用は、この本からです
「目標達成する技術」マイケル・ボルダック


【私の評価】★★★★☆(80点)


目次

第1章 人生の成功の80パーセントは心理面にかかっている!
第2章 あなたの感情をマスターしよう!
第3章 一瞬で人生を変える!「質問」と「フォーカス」の力
第4章 あなたの可能性を最大限に引き出す!
第5章 状態をコントロールする!



著者紹介

 マイケル・ボルダック(Michael Bolduc)・・・1973年、カナダ生まれ。7歳のときに、父親が母親を殺害するという衝撃的な事件を体験。そのショックから重度の吃音症と極度の対人恐怖症となる。16歳のときには養父母の家からも追い出されて高校を中退。しかし、たまたま友人に誘われて参加したセミナーをきっかけに自己変革に目覚め、吃音症を克服。その後、目標達成コーチとしてキャリアを積む。現在は南国のビーチで愛する家族と共に過ごしながら、個人コーチングやセミナー、執筆活動を通して世界中のクライアントに成功と幸せを届けている。


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