【書評】「プログラミングとロジカルシンキングが一気にわかる本 アルゴリズムで論理の流れが見えてくる」木田 知廣
2020/03/22公開 更新

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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
異文化組織の人材マネジメントのプロが教えるロジカルシンキングです。ロジカルシンキングとは、論理的に物事を整理して、分析する思考法です。
基本となる「MECE」(モレがなく、ダブりもない状態:Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)」はプログラミングとも似ているのです。
ロジカルシンキングを支えているのは、フレームワークでしょう。フレームワークとは、考える枠組みであり、適切なフレームワークを使えば、漏れがなくなり説得力が増すのです。
入門的な内容でしたので、若い人に読んでいただきたい。木田さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・「今やっている仕事を、自動化するとしたらどうやるか」とプログラミング思考で考えれば、AIを使いこなして仕事ができるようになるのです(p19)
・仕事の面で「憧れの人」の真似をするというのが、筆者がお勧めの実力アップの方法です(p92)
・営業に特化したフレームワーク・・・
Budget(バジェット:お客様は予算を持っているか)
Authority(・・お客様は決定権を持っているか)
Need(・・お客様はニーズがあるか)
Timing(・・お客様は今購入したいと思っているか)(p96)
【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
第1章 「プログラミング」と「ロジカルシンキング」の共通点
第2章 仕事がはかどるプログラミング思考
第3章 意外と知らないロジックツリーの使い方
第4章 わかりやすいコミュニケーションの技術
第5章 ナマのプログラミングでわかるロジカルシンキングとの関連性
第6章 プログラミングで研ぎ澄ます論理構成力
巻末付録 8大ビジネスフレームワーク
著者経歴
木田 知廣(きだ ともひろ)・・・シンメトリー・ジャパン代表。MBA (英国London Business School)マサチューセッツ大学MBAプログラム講師。米国系コンサルティングファーム、ワトソンワイアットに就職。1999年、ロンドンにビジネス留学。異文化組織マネジメントの権威、ロンドン・ビジネススクールの故スマントラ・ゴシャールに師事し、「論理的なコミュニケーション」への考察を深める(2001年MBAを取得)。その後、株式会社グロービスにて「グロービス経営大学院」の前身のプログラム、GDBAを2003年4月に開校させる。2006年、シンメトリー・ジャパン株式会社を立ち上げ、代表に就任。
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