「心をつかみ人を動かす説明の技術」木田 知廣
2013/05/03公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
■今月は1時間ほどスピーチする機会があるので、
手にした一冊です。
意外にもスピーチではなく、会社やビジネスで、
いかに相手にわかりやすく説明するのか
という内容でした。
つまり、コミュニケ―ション。
まず、自分の言いたいことを、
構造として見える化すること。
どう整理するかを
フレームワークと言い、
どう説明するかが
プレゼンテーションなのでしょう。
・ぜいぜい3つか4つにまとめないと、なかなか頭に入ってきません・・・「大事なポイントは3つあります・・・」と話し始めるのはけっして偶然ではなく、このマジックナンバー効果を意識したものです(p39)
■説明する内容が整理されたら、
それをどう話すのか。
一番強力なのは、物語。
ストーリーとして相手に語りかける
ということです。
それが、あなたが実際に体験したことであれば、
その場にいるかのようなリアルな
プレゼンができることでしょう。
・淡々と事実を並べるのではなく、物語(ストーリー)に託して、聞き手をワクワクさせながら自分の伝えたいポイントを聞き手に届けるのです。(p133)
■ロジカルシンキングとストーリーテリングを
組み合わせた一冊でした。
基本として押さえておきたいものです。
木田さん
良い本をありがとうございました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「たとえ話」で頭の中に入ってくる(p17)
・たとえば、よくある消費者金融の宣伝だと、(ティッシュ)1,000個配って一人から問い合わせがあれば上等だ、なんて言われています(p19)
・「説明の技術」の本質は、相手の立場に立って一番知りたい項目を教えてあげることです(p48)
日本実業出版社
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
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■目次
第1章 「説明ベタ」に明日から使える特効薬
第2章 言いたいことをズバリと伝える「説明の技術」
第3章 「わかる」を「できる」に変える図解思考
第4章 意外と知らない聞き手の心理を動かす技術
第5章 聞き手の脳にマップを描け!
読んでいただきありがとうございました!
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