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「ほめ本」前田安正

2020/03/21公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(70点)


要約と感想レビュー

 朝日新聞の校閲センター長による敬語の使い方を考える一冊です。新入社員のストーリーに合わせて敬語の悪い使い方、良い使い方を説明しています。


 日本語ははっきり書かないといわれますが、やんわり言うのが標準なのではっきり言いにくいのも事実でしょう。日本語の敬語も文章術も時代とともに変わっていくかもしれませんが、まずは基本を学びましょう。


 慣れてきたら、「つまらないものですが」⇒「心ばかりの品ですが」とか、「ありがとうございました」⇒「お礼申し上げます」「ご厚情に感謝申し上げます」「恐縮しております」など表現にバリエーションを持たせると面白くなってくるのではないでしょうか。


 前田さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・やみくもに「お世話になっております」と書くのは、思考を停止した感じに受け取られなくもない(p29)


▼引用は、この本からです。

前田安正、ぱる出版


【私の評価】★★★☆☆(70点)


目次

ほめACTION1 依頼のメールは簡潔かつ丁寧に
ほめACTION2 謝るときは誠心誠意、心を込めて
ほめACTION3 理屈だけで攻めても納得は得られない
ほめACTION4 意を尽くし理を尽くして、人を動かす
ほめACTION5 ほめ名人現る。あれ?なんと同い年だ
ほめACTION6 コトを動かすには、ヒトを巻き込まなくちゃ



著者経歴

 前田安正(まえだ やすまさ)・・・未來交創株式会社代表取締役。文筆家。文章コンサルタント。早稲田大学卒業、朝日新聞社入社。校閲部、整理部、用語幹事、東京本社校閲センター長、編集担当補佐兼経営企画担当補佐などを歴任。本紙上に漢字・日本語などに関するコラム・エッセイを十数年執筆。「文章の書き方・直し方」など、多くの企業・自治体の広報文・ニュースリリースのコンサルティングや研修を担当している。大学のキャリアセミナーにも多数出講。


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