「超メンタルアップ10秒習慣 心がどんどん強くなる」飯山晄朗
2020/02/28|

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【私の評価】★★★★☆(83点)
■メンタルコーチが教える
心を強くする方法です。
著者は、
女子スピードスケートの高木選手、
石川県高校野球の星稜高校、
女子プロテニスの日比野選手などの
メンタルコーチをしているという。
勝負で勝つためには、ルーティンを決める。
気持ちを切り替えるスイッチを作る。
これらは自己暗示に近いものでしょう。
・行動が変わるから心が変わる・・・女子プロテニスプレイヤー・・強気の気持ちをつくれるように、「言葉や動作」で気持ちを切り替えるスイッチをつくっておくのです(p28)
■面白いのは、苦しい状況で
プラスの気持ちを持ち続けるための
テクニックでした。
苦しい状況で「面白くなってきた」
「このことから何を学べるのだろう」
と言ってみる。
喜ばせたい人。笑顔にしたい人は
だれか考えてみる。
人は自分のためだけには
頑張れないのです。
・苦しい場面では、気持ちをプラスに切り替えるために「面白くなってきた」と言って笑顔をつくってみましょう(p51)
■その時は耐えられないくらい
苦しくても、振り返ってみれば
自分が一番成長しているのが
苦難・挫折です。
苦しいときに諦めてしまうのが普通の人。
簡単に諦めてしまうようでは
卓越した人にはなれないのでしょう。
耐えられる人になるための
ヒントがこの本にあると思いました。
飯山さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・毎日「1」積み上げる・・なりたい自分を描いて何を足すかを考えた結論が、毎日ブログ、メルマガを書くことでした(p47)
・「人のせい」にしそうになったら・・・「このことから何を学べと言っているのだろう」こういった問いかけをすることで、起きたことを受け入れやすくなります(p75)
・喜ばせたい人、笑顔にしたい人は誰でしょうか?また、それはなぜでしょうか?それを明確にすると「最後まで諦めない力」が身につきますよ(p63)
・飲んで愚痴や不満を言ったり、誰かの悪口を言い合うような場にいてはいけません(p81)
・小さなボランティアをしてみる・・・相手の反応は二の次で、あくまで自分がワクワクするため、というスタンスで取り組むといいでしょう(p89)
・「会社の問題探しゲーム」をしてみましょう・・自分なら問題をどのように解決していくか具体策を考えるのです(p127)
・朝起きたら、ベッドで腹筋する歯を磨きながら、スクワットする帰宅したら、ストレッチすると・・毎日必ず行なう行動と結びつけて、続けられる工夫をしてみましょう(p139)
・嫌な人は「新種の珍獣」だと考えてみる・・・「地球外生物だ!」などと楽しんでいると、ちこちに珍獣が潜んでいることがわかります(p71)
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飯山 晄朗、大和書房
【私の評価】★★★★☆(83点)
■目次
第1章 心の弱さを解消する
第2章 人間関係疲れをなくす
第3章 真のポジティブ思考を得る
第4章 目標達成への近道
第5章 行動する自分になる
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