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「キャッシュレス生活、1年やってみた」美崎栄一郎

(2020年2月27日)|

【私の評価】★★★★☆(88点)


■スマホの普及によって
 キャッシュレス決済の覇権争いが
 激しくなっているという。


 キャッシュレス決済には、
 クレジットカード、電子マネー、
 スマホ決済(QRコード決済、タッチ決済、
 キャリア決済)があります。


 昨年、QRコード決済のペイペイの
 「100億円あげますキャンペーン」
 に驚いた人も多いと思います。


 ペイペイがなぜ100億円を
 投資するのかといえば、
 決済標準を狙っているのは当然として、
 提携しているアリペイを使っている
 中国人観光客が利用してくれることを
 期待しているのでしょう。


・ペイペイは導入初期から中国のアリペイと提携しています。アリペイを使っている中国人観光客は日本のペイペイ加盟店で中国と同じようにQRコード決済ができるのです(p149)


■面白いのは、お役所、郵便局、
 美術館など公共機関が、
 キャッシュレスに対応していない
 ことでしょう。


 生存競争の激しい民間では、
 キャッシュレス決済が増えているのに、
 政府はキャッシュレス推進と言いつつ、
 役所は利用者の利便などまったく
 気にしていないということ。


 とはいえ、キャッシュレスは広がり
 交通機関はSuicaがどこでも使えるし、
 宅急便ドライバー端末もあらゆる
 電子マネーが使えるのです。


・現金を使わない生活。鬼門が郵便局です。郵便局の窓口で買える切手は、現金のみ。はがきも、荷物を送る宅急便のゆうパックも現金でしか扱ってくれません(p32)


■「1年間キャッシュレス生活」という
 テーマを自分に与える著者の戦略が
 すごいと思いました。


 著者は1年ごとに
 「今年は美術館を巡る」などと
 自分で課題設定をしているのです。


 さらに著者は、「日本100名城」
 「続日本100名城」を廻ることを
 ライフワークとしているという。


 参考にしたいと思います。


 美崎さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・キャッシュレス戦国時代は10枚くらいのお得なカードを使い回すと良いでしょう・・・メインの3枚程度を持ち歩き、あとはアップルペイやグーグルペイに登録してスマホで切り替えて使えるようにしておけば、物理的なカードは自宅保管でOKです(p235)


・イオンオーナーズカード・・・イオンの株主になるともらえる・・1株2000円とすると20万円でイオンのオーナー気分が味わえます・・・買い物のときにオーナーズカードを見せるだけで、自動的に3%還元されます・・ワオンの還元と合わせて4.5%が、なんにもしないで、戻ってくる(p127)


・200円の買い物をしたとします。楽天ペイの利用で1ポイント貯まります・・楽天が作っている楽天カードを紐付けて使うと200円の買い物で2ポイントが貯まります。合計すると200円で、3ポイントです(p164)


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美崎栄一郎、祥伝社


【私の評価】★★★★☆(88点)


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■目次

第1章 リアル「現金使わない生活」日記
第2章 「現金使わない生活」は止まらない


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