「二子玉川物語 バー・リバーサイド2」吉村喜彦
2018/11/25公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(70点)
■東京の多摩川沿いの二子玉川にある
『バー・リバーサイド』。
そこのマスターと沖縄出身のアシスタント。
バーに集まる男と女。
なぜ人は酒を飲むのでしょうか。
それとも人に会いたいから?。
■こうした小説は、現実のほうが
面白いかもしれないと思いました。
著者は自分の体験などから
組み立てているのでしょうか。
吉村さん
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・あたしの業界は競争が激しいわ。
オリジナルなオカマにならない限り、
生きてはいけないのよ・・・
一番苦労したのは、自分のスタイルを
作るってことよ(p43)
・外見を気にするくせに、
シャワーもろくに浴びず、
トイレに行っても手を洗わず、
指先の破れた靴下を平気ではく
同居人のフランス男には
ちょっと辟易していた(p69)
・大事なことは『続ける』こと。
何があっても、どんなに苦しくても続けること。
倒れるなら、前向きに倒れるんだ。
その気持ちさえあれば、
周りの人は必ず応援してくれる(p88)
・プロデューサーの仕事は
キャスティングに尽きます。
広告を実際に作るのはクリエイターだけど、
彼らにやる気になってもらい、
ベストの力を出してもらえるように
環境を整えるのもプロデューサーの役目やっさ(p151)
この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
角川春樹事務所
売り上げランキング: 71,829
【私の評価】★★★☆☆(70点)
■目次
海からの風
星あかりのりんご
行雲流氷
ひかりの酒
空はさくら色