「バベットの晩餐」イサク ディーネセン

|

バベットの晩餐会 (ちくま文庫)

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■19世紀後半のデンマークの牧師の家に
 フランスの紛争から逃れてきた女性バベットが
 メイドとして転がりこんだ。


 牧師の家には2人の美しい姉妹がおり、
 地域の信者に愛されていた。


 そしてある時、バベットが
 宝くじに当選し大金を得たという。


■バベットは、大金を得たことを認め、
 皆さんにディナーをごちそうしたいという。
 姉妹は了解した。


 それからバベットはワインを買い、
 亀や怪しげな食材を集めはじめる。


 そしてディナーが行われるのであるが、
 それは素晴らしいものであった。


 なぜならば、その食材は宝くじと
 同じ値段だったから・・・。
 バベットはフランス一流レストランの
 シェフだったのだ。
 

■落ちのある小話で、キリスト教や
 ヨーロッパ文化の一端が伝わるものでした。


 ディーネセンさん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・正しい真実のルター派の生活を
 実例の力によって示すことこそ、
 自分たちが住居をともにする者を
 正しい道に導く最良の方法だ
 ということであった(p32)


・テーブルの話題は、師の奇跡の話から、
 監督牧師の娘たちが毎日行っている、
 優しい心で救いの手を伸ばしている
 小さな奇跡へと移っていった・・・
 「われわれが地上の生活からたずさえていくのを
 許されているものは、ただわれわれが
 与えたものだけだ」といった(p75)


・私はすぐれた芸術家なのです。
 すぐれた芸術家が貧しくなることなどないのです。
 すぐれた芸術家というものは、
 お嬢さま、みなsんにはどうしても
 お分かりいただけないものを持っているのです(p91)


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
blogranking.png


人気ブログランキングへ


バベットの晩餐会 (ちくま文庫)
イサク ディーネセン
筑摩書房
売り上げランキング: 17,879

【私の評価】★★★☆☆(75点)




にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ第3位
にほんブログ村




この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)