「人生は四十代からの勉強で決まる」鷲田 小彌太

| コメント(0) |

人生は四十代からの勉強で決まる

【私の評価】★★★☆☆(72点)


■三重短期大学教授、札幌大学教授を
 歴任した著者の勉強法です。


 勉強とは真似ることだという。
 著者は35歳で谷沢永一の書籍に出会い、
 谷沢永一の真似をしました。


 谷沢先生の本はすべて読み、
 先生が批判する本を
 読んでいったのです。


・学ぶとは「真似ぶ」ことである・・・
 わたしの場合、「モデル」となる
 先生に出会ったのは、35歳の時である。
 10年間はひたすら先生のあとを追った(p48)


■仕事があることは素晴らしい。
 学びたいと思うことがあるのは
 素晴らしいという。


 興味を持って
 やるべきことがあるというのが
 幸せなのです。


 それが一番わかるのは、
 サラリーマンであれば
 定年のときなのでしょう。


・定年直後にかかるノイローゼ・・・
 朝起きてすることが決まっているということは、
 人生の幸福でかなり大きな部分を占める(p69)


■定年後を今から考えておかないと
 いけないなあと思いました。


 あまり心配していませんが、
 会社の仕事の有無にかかわらず、
 楽しくワクワク生きてきたいものです。


 鷲田さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・30代は「いまだ何者でもない」・・・
 35歳の時、・・終生の「先生」
 (の著作)に出会ったのである(p23)


・私の先生=モデルは「書物」であった・・
 先生の書いたものは全部読みたかった
 (もちろん全部を読めたわけではない)・・・
 先生が冷然と批判する書物もときに読んだ・・・
 その結果、百数十冊の本を書くことができた(p54)


・トロイアの遺跡を発見したシュリーマン
 (1822~90)・・彼の最高の先生は
 ホメロスの叙事詩『イリアス』と
 『オデュッセイア』だった(p52)


・勉強するテーマがある、は素晴らしい・・・
 『・・少々中東の歴史を勉強しているの』
 と答える60すぎの女性に会ったことがある。
 もう20年も前のことだ・・
 一年に一度は中東を中心に遺跡巡りをしている(p77)


・若いビジネスマン風の男女たちとともに
 シャトル便でワシントンに向かう・・・
 通勤客だ。席に着くやいなや、ほとんどが
 すぐにパソコンを取り出す・・・
 一時間余りの仕事の前の朝仕事(勉強)、
 これがアメリカの底力の一つなのだ・・・
 片や日本である・・(p95)


・友人には喫茶店で、ゆっくりコーヒーを
 すすりながらクラッシックを聴かないと
 エンジンがかからない男がいる・・・
 食卓で仕事をする人がいる(p110)


・集中力を持続する方法・・・
 「退路を断つ」ようなやり方で超集中力を
 発揮させようとするのは、短期決戦型の
 集中の仕方だ・・・習慣化すれば、
 必ず集中力に火がつく・・・
 もう少しいけるかなという前でやめる。
 これが集中力を維持する方法だ(p121)


・毎日、勉強の時間割を決める・・・
 朝六時に起きて、三時間。
 一休止して、二時間。
 ここまでは毎日やろう。
 午後一時間から、二時間。
 一休止して、一時間。
 この最後の一時間は、
 今日の勉強・仕事の整理と、反省と、
 明日へのつなぎである(p125)


・初期の勉強状態を耐えきるためには、
 「今日だけは乗り越えよう」という
 決意と実践が要求される。
 人間は、どんな辛いことでも、
 今日一日くらいは耐えることができる(p153)


・面白い人生とは、そこにあるのではなく、
 発見するものである。「発見」とは、
 シュリーマンがそうだったように、
 探求・考察・研究である。
 勉強にほかならない。(p202)


・ジャンボ宝くじを買わない人に、
 この本の勉強法を勧めたい(p3)


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
blogranking.png


人気ブログランキングへ


人生は四十代からの勉強で決まる
鷲田 小彌太
海竜社
売り上げランキング: 1,255,292

【私の評価】★★★☆☆(72点)

[Amazonで購入する]

[楽天ブックスで購入する]


■目次

第1講 40歳。やりたいこと、やりたかったことが見えてくる
第2講 どんな勉強にもまず「先生」が必要だ
第3講 起きてまず「すること」がある幸せ
第4講 勉強はいつまでも続けることができる仕事だ
第5講 勉強は「体力」勝負だ
第6講 勉強では「経験」が生きる
第7講 人生いたるところに「学校」あり
第8講 勉強したら成果を出したくなる
第9講 勉強の最大の恩恵は「面白い」ことだ



にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ第3位
にほんブログ村



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)