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「日本列島SOS: 太陽黒点消滅が招く異常気象」桜井 邦朋

2018/09/15公開 更新
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日本列島SOS: 太陽黒点消滅が招く異常気象 (小学館新書)


【私の評価】★★☆☆☆(66点)


要約と感想レビュー

■太陽の黒点の数が多いと、
 太陽の活動が活発であり、
 地球は温暖化する傾向にあるという。


 そして温室効果ガスの排出により
 地球は温暖化しているというが、
 そこに太陽の活動が影響してくる
 可能性があることをこの本は指摘しています。


■今後、地球がどうなるのかわかりませんが、
 地球温暖化は、温暖化ガスだけで左右される
 わけではないことを頭に入れておく必要が
 あるのでしょう。


 火山が噴火すれば、
 寒冷化する可能性もあるのです。


 桜井さん
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・「マウンダー極小期」のように黒点がほとんど出なかったのは、1300年頃に起こった「ウォルフ極小期」、1500年頃の「シュペーラー極小期」、1800年頃の「ドールトン極小期」で、地球全体が寒冷化しました(p12)


・多くの人々は現在でも地球の温暖化傾向が続いていると考えているようですが、アメリカ科学振興協会(AAAS)の機関紙である「サイエンス」によると、2000年以降、世界の平均気温はほぼ同じにとどまっており、上昇はしていないのです(p135)


・約11年にわたる太陽活動周期の間で、太陽活動が最も低い時期に冷夏の年が多いのは、宇宙線による下層大気のイオン化によるこの冷温化の機構が働いているからだと考えれば、妥当な説明ができます(p141)


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▼引用は下記の書籍からです。
日本列島SOS: 太陽黒点消滅が招く異常気象 (小学館新書)
桜井 邦朋
小学館
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)



目次

第1章 太陽と切っても切れない地球の関係
第2章 日本の歴史を支配した黒点
第3章 太陽に翻弄されたマウンダー極小期
第4章 気候変動を引き起こす原因
第5章 変動する太陽と地球温暖化


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