「最強の独学術 自力であらゆる目標を達成する「勝利のバイブル」」本山 勝寛
2017/09/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
要約と感想レビュー
ドキドキ計画する
独学で東大合格、英語がダメでもハーバード大留学した本山さんの一冊です。独学1.0とは試験用。独学2.0とは教養用。独学3.0とは人生成功用です。独学とは、いかにドキドキを計画し、いかにワクワク実行するのか、ということでしょう。
ドキドキ計画するには、ソフトバンク創業者の孫正義さんのように「人生50年計画」を立てるとよいという。そして1年後の目標も作り、その達成のために、何を、どのくらい、どのように実践すればよいかを、洗い出すのです。
私は、独学とは「ドキドキワクワクを極める学び」だと思っています(p22)
ワクワク実行する
ワクワク実行するためには、習慣、ルーティーンが大切です。イチローのように毎日、インプット(訓練、学習)、アウトプット(試験、試合)を行うのです。習慣化されたルーティーンは、自分を自動操縦してくれるようになるのです。
また同じように、休憩をルーティーン化しましょう。そうしないと、だらだらと休んでしまい、集中する時間が増えないというのです。休憩も、たとえばコーヒーを一杯だけ飲む、チョコレートを食べるなど定型化するのです。
毎日、毎週、同じ時間に同じように勉強することで、それを習慣化することです・・たとえば、食事前には必ず1時間勉強すると決めます(p61)
無理なく独学時間を増やす
実行にあたっては、徐々に独学時間を増やすことでしょう。簡単すぎず難しすぎない計画とするのがコツです。著者の場合は、好きな数学などから始めたという。一日の勉強時間を計りながら、勉強時間を増やしていったんのです。
独学でやれる人は、独学でも良いのだと思いました。どうしても勉強できなければ、塾に行けばよいのです。本山さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・夢や目標に向かってがんばりたいと願う自らのモチベーションを高め続けられるか・・一つお薦めしたいのは、毎日瞑想を行うことです(p104)
・日々の学びはブログに記して、インプット→アウトプット・・ブログの記事に書くことで、自分とは無関係だと思っていたものを、より「自分事化」する機会となります(p137)
・3ヶ月でその分野のセミプロになれる「10冊まとめ読み独学法」(p127)
・インターネットには、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)など世界のトップレベルの大学の授業がたくさん無料で公開されています(p19)
▼引用は下記の書籍からです。
大和書房
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【私の評価】★★★★☆(80点)
目次
第0章 独学が最強である理由
第1章 <独学1.0>どんな試験も必ず突破する独学術
第2章 <独学2.0>教養を楽しく深めて自分の幅を広げる独学術
第3章 <独学3.0>一生学び続ける秘訣をつかみ夢を叶える独学術
著者経歴
本山勝寛(もとやま かつひろ) ・・・日本財団子どもの貧困対策チーム チームリーダー。東京大学工学部システム創成学科知能社会システムコース卒業、ハーバード教育大学院国際教育政策修士課程修了。小学校から高校まで地方の公立学校に通い、独学だけで東京大学、ハーバード大学院に合格する。理系から文系、工学から教育学まで幅広く学ぶ。アジア最大級の国際NGOである日本財団で、世界30カ国以上を訪問。教育や人権、国際協力、障害者支援、パラリンピック支援、貧困対策事業を手がける。5児の父親で、これまで育児休業を4回取得。ブロガーとして独自の子育て論、教育論を「BLOGOS」などで展開し、話題を呼ぶ。
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