「最強の暗記術 あらゆる試験・どんなビジネスにも効く「勝利のテクニック」」本山 勝寛
2018/09/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(85点)
要約と感想レビュー
■学校や資格の試験向けの暗記術を
読みたくて手にした一冊です。
この本の暗記1.0が、
試験を突破する暗記術。
暗記2.0は、仕事でも自己啓発でも
アウトプットすることで
知識を定着させる方法。
そして暗記3.0は、
伝記やメンターに学び
成功思考になる方法です。
ここでは試験対策の暗記1.0を
見ていきましょう。
・暗記作業をはやいスピードで7回ほど繰り返すのが、長期記憶に定着させるのには効果的です(p27)
■試験対策は、ゆっくり1回よりは、
早く数多く繰り返すこと。
それに加えて、
語呂合わせを口でしゃべる、
聞く、書くを組み合わせます。
さらには、マンガで覚えたり、
スマホアプリを使ったり、
YouTubeで英語の歌詞を暗記する。
それぞれの暗記すべき対象について
自分なりの記憶法を
確立しておかなければならないのだと
思いました。
・「嫌な内(1877)乱、西南戦争」・・語呂合わせ・・「鬱」・・「憂鬱なリンカーン(林・缶)は、アメリカン(米)コーヒーを三杯飲んだ」(p43)
■結局、できる人は
「これだけやれば合格するよな」
というくらいやっています。
スピーチを暗記するなら、
1週間で50回繰り返す。
これだけやれば誰でも
良いスピーチができるでしょう。
最後は、決めたことを
やりきる!という強い意思が
必要なのですね。
本山さん
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・10分間のスピーチ原稿を1週間で暗記するなど、「具体的なゴール」と、「達成期日」まで設定できるのがよいです。暗記の始まりは、強烈に覚えたいと思うことです(p19)
・目で見て、口でしゃべって、耳で聞いて、手で書いて、イメージを想起させながら覚えると記憶に定着します(p30)
・「学習マンガを読んでいた」のは同世代の若者が23.8%なのに対して、東大生は46,7%と倍の差が出ています(p34)
・自分の好きなマンガで英訳されているものを読むと、楽しみながら英語の勉強になります(p35)
・「anguish(苦痛、苦しみ)」・・・Googleで画像検索すると、頭を抱えて悲嘆にくれている人の写真が多数表示され、ブラウザ全体が真っ暗です・・・この感覚を「anguish」という言葉とリンクさせます(p39)
・歌で楽しく覚える・・・
殷、周、秦、漢、三国、晋(もしもしかめよ、かめさんよ)
南北朝、隋、唐、五大(せかいのうちにおまえほど)
宋、元、明、清、中華民国(あゆみののろいやつはない)
中華人民共和国(どうしてそんなにのろいのか)(p45)
・スマホアプリ暗記術・・・英単語アプリ「mikan」・・TOEIC英単語2500か、センター試験英単語500(p58)
・休憩時間で私がおすすめしたいのは、軽く身体を動かすことです(p75)
・YouTubeで楽しく反復する暗記術・・・好きな洋楽を歌いながら歌詞を丸暗記する(p100)
・スピーチをまるまる覚える暗記術・・・各シーンが目に浮かぶようなストーリーを構成します・・・イメージとロジックを頭のなかに叩き込んだら、あとは声を出して、本番のように感情を込めて読むことです・・・1時間かけて、5回繰り返し・・・1時間のスピーチ暗記トレーニングを休日であれば3セットほど繰り返す・・平日・・1日に4回から7回くらいは「リハーサル」を実践できるでしょう(p108)
・1週間で簿記3級に合格する暗記術・・・ネット上にもたくさんの合格体験記や対策・・それらをざっと読んで戦略を練り、自らのモチベーションを上げました・・参考書を購入しました・・約360ページ・・5日間でその参考書を一通りやって理解するという計画を立てました・・1日60ページ前後進めればよいわけです・・試験本番直前の土曜日に、過去問をやります(p113)
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【私の評価】★★★★☆(85点)
目次
1 暗記1.0―あらゆる試験を突破する最強の暗記術
2 暗記2.0―どんなビジネスにも効く最強のアウトプット型暗記術
3 暗記3.0―夢を叶える最強の長期的暗記術
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