「七田式頭を鍛えるダ・ヴィンチ・メソッド」七田 眞

【私の評価】★★☆☆☆（62点）

要約と感想レビュー

　七田式とは、子供のときからイメージや右脳を鍛えるという教育方法です。考える左脳よりも、右脳にすごい力が残っているのは事実だと思います。この問題は、その効果をやった人しか分からないということでしょう。

　著者の経験では、実際に成果が出ているようです。例えば、古い古典を中身がわからなくても声を出して読んでみる。中身がわからないのに、読んでいるうちにわかるのだというのです。化学的には証明しにくいのですが、右脳やイメージの力を利用する時代が来るかもしれません。

　七田さん、良い本をありがとうございました。

この本で私が共感した名言

・アインシュタインには、絶えず瞑想をする習慣がありました・・天才といわれる人たちには、ほとんど皆、瞑想の習慣があるのです（ｐ16）

・放射状の考え方・・メモのあちこちに絵を書いている。まさに右脳の使い方なのです・・イメージ的、立体的であり、しかも右脳は高速なので、非常に高速でパッとひと目で先までいってしまうのです（ｐ37）

・言葉＝マントラ＝言語本質と空海は唱え、言葉によって真実は次々と顕れると説きました（ｐ110）

・自信を持つ・・プラス思考を持つことが大切です（ｐ185）

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【私の評価】★★☆☆☆（62点）

目次

プロローグ 頭の使い方で人は誰でも天才になれる
1章 統合的に頭を使わないとどんどん能力が落ちる
2章 右脳こそ天才の能力を生み出す
3章 天才ダ・ヴィンチは元祖右脳人間である
4章 脳が変わるダ・ヴィンチ・マップ・テクニック
5章 日本のダ・ヴィンチ級天才空海の秘密
6章 あなたの能力を最高にする「7つの習慣」
7章 もう、あなたは今日からすべてがうまくいく!
8章 それでも、もっと絶大な力を知りたい人へ

著者経歴

　七田眞（しちだ まこと）・・・1929年 - 2009年。日本の教育研究家、七田式教育の教育者。七田式創始者。しちだ・教育研究所会長。七田チャイルドアカデミー校長。七田式教育を実践している教室は全国で450。

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