「心を動かす話し方」堀 紘一
2016/10/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(86点)
■年間200回以上の講演をするという
堀さんのプレゼンのコツです。
まず、話す内容は、
かならずしもスゴい内容でなくても
良いらしい。
聞いている人が知っている話を6割、
知らない話が4割くらいが
ちょうど良いというのです。
知らない話ばかりだと
聞いている人が
話についてこれないのですね。
・「相手が知らない話:相手が知っている話=
4:6」を私は話の黄金比(ゴールデン・
レシオ)と呼んでいる(p19)
■そして、話をしながら、
聞いている人を観察する。
質問をする。
その反応を観察しながら、
話す内容を調整していきます。
常に数分先のことを
考えながら話しているという。
これはかなりの鍛錬が
必要ですね。
・しゃべりながらも頭の中では、
3分くらい先をいつも考えている(p79)
■初心者は10回は練習し、
3回は録画してみることを
お勧めしています。
それだけ練習すれば、
誰でもそれなりのレベルと
なるでしょう。
堀さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・はじめのうちは最低10回を
目安に練習してみることだ。
そのうち3回くらいはスマホなどで
自分がプレゼンするところを
撮ってみる(p121)
・起→承を後回しにして、
転→結と結論を先に語る。
そして「なぜこういう転→結
となったかというと、そもそも
こういう起→承があるからです」
という流れで展開する(p118)
・会場の前列には、その日のテーマに
強い興味と関心を持っている
オーディエンスが集まる。
最前列と最前列から5列以内の4,5人を
サンプルとしてピックアップし、
定点観測しながら話す(p24)
・私は講演中、オーディエンスの意見を
直接聞く。トータル90分の講演なら、
途中5回くらいはオーディエンスに
話しかけて反応をうかがう(p52)
・3つの視点で深堀りして、
それぞれを通俗的な説明とは
違った言い方で換言できたら・・
理解が格段に深まる(p74)
【私の評価】★★★★☆(86点)
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■目次
第1章 話の中身を決める4要素
第2章 話し上手は聞き上手
第3章 話し上手は "本質論者"
第4章 シーン別の効果的な伝え方
第5章 日本人と外国人を惹きつける話し方の違い
第6章 「話が上手い」と感心される人
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