「臆病な僕でも勇者になれた七つの教え」旺季志ずか
2015/12/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
■青い髪と目を持ったいじめられっ子が、
「七つの石」を集める冒険の中で
勇者になっていく物語です。
自分を変えるのではなく、
考え方を変えることで、
道は開けていきます。
最初の石は、
「恐れ」を克服すると
空から降りてきました。
・闘って少年は男になり、
闘いを降りて女は少女に戻る(p47)
■二つ目の石は、
喜びと悲しみを感じることが
できるようになると、
手に入りました。
自分の心が喜んでいるのか、
そうではないのか、
自分の心が悲しんでいるのか、
そうでないのか、
内なる声を聞いてあげるのです。
人の話ばかり聞いていたら、
自分の人生を生きることは
できないのです。
・キラは今まで人の顔色ばかり
うかがって生きてきた。・・
ほんなことしとったら、
内なる声を聞く能力は失われていく(p87)
■最後に、勇者とは、
素直に自分を認め、
相手と対等に接することの
できる人でした。
ボケでは突っ込まれて笑い、
突っ込まれては、
「なんだよ」と言える人です。
人は人生を通じて
勇者になる訓練をしているのかもしれない
と思わせてくれる一冊でした。
旺季(おうき)さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・謝んなよ、それがイラッとする原因なんだよ!
おまえ悪くないのに、自分が悪いって
いつも思ってんだろ?・・
それって、ゴーマンだと思う(p81)
・ワクワクときめきを感じて、
それを自分に選んでやるのは、
おまはんはこれにふさわしい人間ですって
自己価値を高める言い聞かせなんじゃ。
自己肯定感が高いと豊かになる(p181)
・ネガティブな信念を打ち破る方法が
キャラになりきることじゃ。
勇者になりきる。
勇者ならどんな選択をするのか?
行動は?食べ物は?選ぶ友達は?
勇者のキャラクターとして生活してみる(p103)
・豊かな人は独特の周波数を持っている。
ということは、つまり、豊かになりたければ、
そういう人と一緒にいることじゃ。
その周波数になりきる。(p128)
・キラは会話が苦手で良かったのよ。
そのコンプレックスが絵の才能を伸ばしたの。
コンプレックスの陰に才能は隠れてるって、
おばあさまがいつも言っていた(p142)
・嫉妬はな、その相手が受け取ってるものを、
自分も手に入れられるという合図じょ。
嫉妬が強烈であればあるほど、次は同じことが
自分に起こるのを許すときやけん(p151)
【私の評価】★★★★☆(84点)
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■目次
第一の石「赤」
第二の石「オレンジ」
第三の石「黄」
第四の石「緑」
第五の石「青」
第六の石「紺」
第七の石「紫」
老師(ラオシー)の教え
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