「小さなお店専門の経営コーチから学ぶ 繁盛店のやる気の育て方」岡本 文宏
2015/07/23公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(87点)
■美容室、エステサロン、飲食店、学習塾・・・
そうした小さな会社を
部下とのコミュニケーションで建て直した
著者の手法を学びます。
職場の人間関係がうまくいっていないのは、
ほとんどが部下との
コミュニケーションが原因です。
・【先が見えない】・・・
「今の自分の仕事はいつになれば終わるのか」
「どれだけ成果を上げれば評価されるのか」
といったことが見えなければ、・・・
「やる気スイッチ」はオフになってしまいます(p32)
■では、どうやって
部下とコミュニケーションを
取ればいいのでしょうか。
その答えは、
部下のコーチになることです。
定期的に部下と
個別ミーティングを
行うのです。
・スタッフの思いを深く知り、「やる気」の
スイッチを入れるために欠かせないのが、
1対1の個別ミーティングです・・
少なくとも月に1回、できれば2週間に1回
程度実施すると効果的です(p72)
■仕組みをもって、部下と
コミュニケーションを取らなくては
ならないのだと分かりました。
だれでもできるように
仕組みでカバーしていくことが
必要なのでしょう。
岡本さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・チームの掟をつくるには、
まずは「あるべき姿」を具体的にリストアップ
することから始めていきます・・
全員でつくり上げていくことが理想です(p52)
・ねぎらい、褒める第一歩は、「記録」すること・・
具体的には「誕生日」「趣味」「好きな食べ物」
「今、最も興味のあること」「将来の夢」など、
スタッフの情報を記録し・・(p83)
・経営者やマネージャーが肝心なときに叱れないと、
マネジメントが機能せず、現場がうまく回らなく
なります。時として、心を鬼にし、スタッフに
雷を落とさなければならない場面も出てきます(p91)
・360度フィードバック・・・
この取り組みは欠点を指摘することでも
悪口を言うことでもなく、
成長を促すのが目的だと理解すること(p132)
・気分屋スタッフへの対応は、
人間としての中身を変えていくのではなく、
その人の「行動を変える」ことに
重点を置くようおすすめしています(p156)
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【私の評価】★★★★☆(87点)
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■目次
はじめに 「自分で考えて動く、"やる気"の高いスタッフが欲しい!」
第1章 なぜ、あの店にはやる気ある人材がそろうのか
第2章 「場」と「環境」でやる気が高まる
第3章 「コミュニケーション」でやる気スイッチを切り替える
第4章 「成果・成功」でやる気が湧いてくる
第5章 スタッフのタイプ別「やる気」マネジメント
第6章 「やる気」を引き出す経営者の条件
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