「バチカン株式会社―金融市場を動かす神の汚れた手」ジャンルイージ・ヌッツイ
2015/06/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
■バチカンは、一つの国家のような
力を持っています。
そして、バチカンにはお金が集まってくる。
お金に色はありませんので、
いろいろなお金が集まってくるということです。
バチカンにも、宗教法人と同じような
お金の問題があるのですね。
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・この世で、カネの心配をせずに生きることなどできない。
教会は、アヴェ・マリーアと唱えているだけでは運営できないのだ。
マルチンクス(p20)
・1960年代後半のバチカンは
世界の証券取引市場の二~五パーセントを
あやつっていた(p21)
・教皇ヨハネ・パウロ一世はバチカン銀鉱の経営陣を一新するため、
マルチンクス、デ・ボニス、メンニーニ、デ・ストローベルの左遷を決意。
1978年9月28日の夕刻、この大任をジャン・マリー・ヴィヨ枢機卿に託した。
ところがその翌日、当のヨハネ・パウロ一世がベッドで息絶えているのが
発見されたのである(p28)
・1993年末の内部報告書によると、ほぼ三年にわたる期間に、
166億リラ相当の国債が換金され、
バチカン銀行の口座に預け入れられたはずだが、
帳簿にはそのことが記載されなかった(p112)
バチカン株式会社―金融市場を動かす神の汚れた手
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ジャンルイージ・ヌッツイ 著
柏書房
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
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