「進化考古学の大冒険」松木 武彦

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進化考古学の大冒険

【私の評価】★★★☆☆(71点)


■考古学は面白い。


 人間は、どう進化してきたのか。
 化石や石器から推察できるのです。


 何百、何千世代もの命のつながりから
 人間は進化してきたのですね。


■途中で、絶滅した種もある中で、
 人間は、生き残ってきたのです。


 これからどういった
 人間が生き残っていくのか、
 数千年レベルで考えると
 興味深い。


 松木さん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・イヌは、もともと人間が
 オオカミを飼い慣らしたものである(p14)


・ホモ・ネアンデルターレンシスの登場後、
 約20万年前に、骨を打ち割る鈍器から、
 獣を倒して解体する利器へ変わったのである(p30)


・日本列島で発見されている最古の人工物は、
 確かなところで四万年前ほど前の
 ナイフ状やヘラ状の石器だ(p70)


・「縄文人」などという人間集団が、
 実際にいたわけではない。縄文時代とは、
 稲作農耕伝来というエポックをはさんで、
 それよりも前の一万年以上にわたる長い期間を、
 考古学者が研究上の認識でそう名づけたものだ(p110)


・現代では当たり前にみえる炭水化物の主食と
 その他の副食という摂取様式は、
 700万年のヒトの進化過程のなかの最後の
 一万数千年間に現れた、
 ごくごく最近のものといえる(p112)


・植物の炭水化物を主とする採食様式は、
 氷期から間氷期へという、ホモ・サピエンスが
 歴史上経験した最大の環境変化の産物である(p113)


・人類初期の数百万年は、地上を歩きまわって
 屍肉や骨、果実や野草をあさる生活が
 続いたと考えられる(p119)


進化考古学の大冒険
進化考古学の大冒険
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松木 武彦
新潮社
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【私の評価】★★★☆☆(71点)


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■目次

第1章 ヒトの基本設計―進化考古学とは何か
第2章 美が織りなす社会―ホモ・エステティクスの出現
第3章 形はなぜ変化するのか―縄文から弥生へ
第4章 狩猟革命と農耕革命―現代文明社会の出発点
第5章 われら倭人なり―民族の誕生
第6章 ヒトはなぜ巨大なモノを造るのか―人類史のなかの古墳時代
第7章 文字のビッグバン―国家形成の認知考古学


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