「100%、「好き! 」を仕事にする人生」小澤 良介

【私の評価】★★★★☆（80点）

■著者は、学生時代に起業し、
　月収100万円超を達成したものの、
　幸せではなかったという。

　そしてモナコで出会った大富豪も、
　「自分は不幸だ」
　と言ったという。

　そこまで到達した人だから
　わかることかもしれませんが、
　実際そういうものなのでしょう。

・何億ものお金を動かす大物投資家・・
　彼は僕に打ち明けてくれた。
　「自分は不幸だ」と。・・
　結局はどんな人ともお金でつながっているのだと思うと、
　誰と一緒にいても孤独だ」と彼は言った（ｐ39）

■だからこそ著者は、
　好きなことをしよう、と言います。

　生きるために仕事をするのではなく、
　「好きなこと」を仕事としながら、
　死ぬまで好きなことをしていればいいではないか、
　ということです。

　やらないで後悔するより、
　やって反省するほうがいい。

・「好きなこと」を仕事にして、
　生涯現役でいるほうがよっぽど楽しいと思う（ｐ41）

■一度起業した人は、
　なかなかサラリーマンに戻れないらしい。

　それは、私の想像でしかありませんが、
　自分のやりたいことで苦労しても
　それは苦労ではないのでしょう。

　小澤さん、
　良い本をありがとうございました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・月収が100万円以上ということもあった・・・
　当時の僕は毎日がむなしく、プレッシャーで
　気持ちが張りつめていて、精神的には
　追いつめられていた。自分の「好きなこと」
　と違ったから、仕事の内容が僕には
　楽しいとは思えなかった・・（ｐ26）

・一緒にいたいと思える、気持ちのいい人間とだけ
　会うようにしていたら、いつの間にか怪しい
　コミュニティから離れていたのだ（ｐ31）

・「何だよ、それ」と腹が立つ瞬間は、
　逆説的に「好き」を探す手がかりになる（ｐ55）

・本当の失敗は
　「好きなこと」をしないことだ（ｐ84）

・社長の仕事は
　会社の「ムードメーカー」（ｐ146）

・もしコーディネートの過程で困ったら、
　プロに頼るのもいい選択だ（ｐ196）

【私の評価】★★★★☆（80点）

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■目次

0 誰だって「好きなこと」を仕事にできる
1 なぜ、お金を稼ぐだけでは幸せになれないのか?
2 自分がとことん「好きなこと」を見つけよう
3 「好きなこと」を仕事にするとやっぱりうまくいく
4 さらに自由になりたいなら「好きなこと」で起業しよう
5 「好きなこと」を続けるのに必要なもの、不要なもの

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