「経営者のためのおもしろ経営」尾崎 宏
2014/12/04公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
■パナソニックグループが教える
経営のコツです。
著者はこれまで、
部下17人を社長にしたという。
もちろん自分も社長として
会社を再建しています。
・おもしろい商品を開発する、
おもしろい設備を造る、
おもしろく仕事をする、
おもしろい職場にする、
君はおもしろい人だ、
と言われるように皆でやっていこう!(p5)
■経営とは
チェックだといいます。
社長が目標を示し、
部下がそれを達成する方法を
創造する。
社長は社員を信じて、
要求しなくてはならないのです。
・自己チェックや上司チェックができない
計画は良い計画ではない。
チェックが甘いと優れた部下は育たない(p58)
■「事業は人なり」といいますが、
人とは社長だと思いました。
社長で会社は変わる。
これは間違いありません。
尾崎さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・現状(経営実績等)を、前年と比較する(前年比)
計画と比較する(計画比)
ライバル会社と比較する(ライバル比)(p26)
・企業は変わり続けなければ衰退する。
「改革なくして成長なし」
「変革なくして利益は増えない」
という基本的考え方を示した(p33)
・「君の職場は、昨年に比べて何か変わったのか?」・・
「去年とは何も変わっておりません」と答えたならば、
「君のところは成長していないな。
変えよう変わろう、を実践してくれよ!」
と言ってきたのである(p39)
・目標を明確にし、
繰り返し伝えなければ良い結果は出ない(p54)
・会社で自分に課し、
経営幹部にも要求したのは、
時間を守るということであった(p64)
・私は、入社して新入社員研修終了後すぐに
商品設計課に配属になった。・・・
企業内企業「創業日」と定めたのである・・・
お客様は誰か?仕事をくれる上司とした(p90)
・経営者が利益を出すためには、
部下に対し自分の思いを込めた強い要求を
出さねばならない。
部下は要求を受けて知恵を出し、
新しいことや新しいものを創造していくのである(p149)
・利益を増やす手順を間違えてはいけない。
手順1:変動費比率を引き下げる
手順2:固定費を削減する(人件費も含む)
手順3:売上を増やす(p167)
【私の評価】★★★☆☆(75点)
■目次
第1章 企業は「おもしろく、儲けなければいけない」
第2章 おもしろい会社にする―経営者には覚悟がいる
第3章 人をおもしろく育てる―事業は人なり、優れた部下を育てる
第4章 JOSという現場管理手法
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