【私の評価】★★★★☆(80点)
■高校生にコンサルタントが教える
お金の授業です。
社会人となったときに
直面するのはお金の話。
ところが、お金の授業は、
学校のカリキュラムにはありません。
そういう意味で、この本(授業)は、
画期的ではないでしょうか。
まず最初は、
お金の使い道を学びます。
・お金の使い方には2種類あります。
「自分の価値を上げるお金の使い方」と
「自分の価値を下げるお金の使い方」です(p15)
■お金の使い方で、
その人の未来がわかります。
ブランド品を買いまくる人がいると思えば、
ギャンブルにお金を使う人もいる。
面白そうな人のセミナーに行く人もいれば、
趣味のサークルで楽しんでいる人もいる。
いつも収入を使いきってしまう人もいれば、
必ず決まった金額を残す人もいる。
お金の使い方とすれば、
「読書」と「人との食事」が最も効率が良い、
という結論に納得してしまいました。
・誰にでもできて、最もリーズナブルな投資は、
「本」と「2人きりのランチ」です。(p133)
■これだけのお金の授業を
全国の学校で行ったら、
お金持ちがさらに増えそうです。
ぜひ、この本を読んで
お金持ち、人持ちになって
いただきたいと思います。
和仁さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・将来、収益を生む可能性のあるもの、
人との縁をつくり深めるものには、
僕は思いきってお金を使います(p21)
・「給料の3倍稼げ」の意味とは?・・・
会社は、社員が受け取る報酬の他に、
社会保険を負担したり、採用費や退職金などの
人件費も負担しています。また、人件費と
同等近く「その他」の固定費がかかります(p99)
・なぜ『円』単位ではなくて、『千円』単位で
書かなくちゃいけないのですか?・・・
それは、3桁ごとにコンマ「,」を入れるのが
世界的な会計ルールだからです(p161)
・島田紳助さんは、気になったお店には
何度も足を運んで、店の人と仲良くなって、
1カ月の客数や原価率などを聞き出すそうです(p164)
三笠書房
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■目次
1限目 お金持ちのお金の考え方・貧乏人のお金の考え方
2限目 会計を学ぶ前に、家計を学ぼう
3限目 会社の数字を読める人・読めない人
4限目 新聞から、10分で世の中の動きをつかめる
5限目 ランチタイム10分の会話で「人」を見抜く!
6限目 オーダー待ち10分で、「お店の儲け」を見抜く!
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