【書評】「世界一受けたいお金の授業: 一生お金に困らない「稼ぐ、使う、貯める」技術」和仁 達也
2014/10/18公開 更新

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【私の評価】★★★★☆(80点)
要約と感想レビュー
高校生にお金の授業
高校生にコンサルタントが教えるお金の授業です。社会人となったときに直面するのはお金の話。ところが、お金の授業は、学校のカリキュラムにはありません。
そういう意味で、この本(授業)は、画期的ではないでしょうか。まず最初は、お金の使い道を学びます。
お金の使い方には2種類あります。「自分の価値を上げるお金の使い方」と「自分の価値を下げるお金の使い方」です(p15)
お金の使い方で未来が変わる
お金の使い方で、その人の未来がわかります。ブランド品を買いまくる人がいると思えば、ギャンブルにお金を使う人もいる。面白そうな人のセミナーに行く人もいれば、趣味のサークルで楽しんでいる人もいる。
いつも収入を使いきってしまう人もいれば、必ず決まった金額を残す人もいる。お金の使い方とすれば、「読書」と「人との食事」が最も効率が良い、という結論に納得してしまいました。
誰にでもできて、最もリーズナブルな投資は、「本」と「2人きりのランチ」です。(p133)
知識と人の縁が必要
お金持ちになるには、知識と人の縁が必要であるとわかりました。
これだけのお金の授業を全国の学校で行ったら、お金持ちがさらに増えそうです。ぜひ、この本を読んでお金持ち、人持ちになっていただきたいと思います。
和仁さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・将来、収益を生む可能性のあるもの、人との縁をつくり深めるものには、僕は思いきってお金を使います(p21)
・「給料の3倍稼げ」の意味とは?・・・会社は、社員が受け取る報酬の他に、社会保険を負担したり、採用費や退職金などの人件費も負担しています。また、人件費と同等近く「その他」の固定費がかかります(p99)
・島田紳助さんは、気になったお店には何度も足を運んで、店の人と仲良くなって、1カ月の客数や原価率などを聞き出すそうです(p164)
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【私の評価】★★★★☆(80点)
目次
1限目 お金持ちのお金の考え方・貧乏人のお金の考え方
2限目 会計を学ぶ前に、家計を学ぼう
3限目 会社の数字を読める人・読めない人
4限目 新聞から、10分で世の中の動きをつかめる
5限目 ランチタイム10分の会話で「人」を見抜く!
6限目 オーダー待ち10分で、「お店の儲け」を見抜く!
著者経歴
和仁達也(わに たつや)・・・1972年生まれ。ビジョンとお金を両立させる専門家、ビジョナリーパートナー。「ワクワク感動できるコンサルティング」として、経営コンサルティング活動を行なっている。品川女子学院(高校)にて「ビジネスと生活で使えるお金の授業」を担当。テレビ番組『カンブリア宮殿』でも紹介された。
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