「成功が約束される選択の法則: 必ず結果が出る今を選ぶ5つの仕組み」ショーン・エイカー
2014/10/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
ストレスをやる気に変換する
著者はハーバード大学で「ポジティブ心理学講座」を担当。内容は、人の特性を利用して成功する方法となっています。たとえば、ストレスは悪い効果だけではなく、良い効果もあるのです。ゴールが近くなると、やる気が出る。そういった特性です。
したがって、ゴールは、現実的であること、意味があること、近い将来に実現可能なことであることが大事なのです。
「今感じているストレスは自分のパフォーマンスを向上させる働きがある」ということを思い出すのである。(p59)
マインドマップを書く
面白かったのは、地図を書いてみようということです。職場でも、近所でもいい。そうしたマインドマップを書くことで、心の中を書き出し、自分を知るのです。そして足りないところは補強する。修正が必要なところは修正しましょう。悪い習慣を置き換えられるのは、良い習慣しかないのです。
何も変えなければ現状を諦めたこととなり、「停滞」することになります。現実を変えて、うまくいったら広げていくと、多くの成功と発見、時には「ブレークスルー」を引き寄せ、自分の人生だけでなく世界を変えることもあるのです。
現在の職場の地図、近所の地図、街の地図などを実際に描いてみよう。・・描かなかったものの中で、自分にとって大事な人や場所やリソースはないだろうか。(p150)
自分を振り返える
やはり、自分を振り返り、修正すべきは修正することが大事だと思いました。うまくいっていないとすれば、何かを変えなければいけないというシグナルなのでしょう。
その変更のためのヒントがこの本で学べます。エイカーさん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・成功が近いと認識すると、より成功しやすくなる(p160)
・サバンナで生き延びるために、原始の脳は幸福とか感謝といった感情に対応するよりも、まず脅威に対応する必要があったからだ。したがってポジティブな書き込みができるように脳を再訓練するには、努力が必要である(p81)
・「まずいことが起こる心配よりも、どうやったらうまくいくかを考えよう」と言って会話をポジティブなほうへ引き戻す(p151)
▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
序章 「ポジティブ才能」が成功の牽引役
1 最も価値ある現実を選択する
2 メンタルマップを作る
3 一番力が出るスポット(Xスポット)を見つける
4 ノイズを消去する
5 ポジティブな視点の「植えつけ」
終章 ひらめきの瞬間はこうして生まれる
著者経歴
ショーン・エイカー(Shawn Achor)・・・幸福、成功、ポテンシャルなどの分野に関して世界を代表する専門家であり、ポジティブ心理学の第一人者。その研究は、ハーバード・ビジネス・レビュー誌の表紙を飾り、また、出演したTEDトークは、動画再生回数が1500万回を超え、最も人気の高いものの1つである。学生としてその後研究者として、合わせて12年間ハーバード大学で過ごし、そののちフォーチュン100企業のおよそ半数の会社、国防総省、アフリカの貧しい地域の学校、ホワイトハウスなど、さまざまな場所で研究の成果を実践。現在は「世界幸福会議」の委員を務めながら、研究を続けている
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